滋賀・琵琶湖誕生日旅行⑤「ロテル デュ ラク併設レストラン・SOWERにてディナー Vol.2」

カテゴリー │滋賀




滋賀県・奥琵琶湖の畔に佇むオーベルジュ「L’Hôtel Du Lac / ロテル デュ ラク」に併設するレストラン「Restaurant SOWER / レストラン ソウアで楽しみにしていたバースデーディナーの時間がやって参りました。



立冬の夕暮れを迎える時刻は早く、17時を回ると空はうっすらと青みがかったブルースカイへ。



日が落ちると、宿泊棟コテージにも灯火が照らされ、温かみのある雰囲気が一層深まります。



僅かな灯で照らされながら、自然が織りなす音だけが心地好く響く湖畔のリゾートホテル。



レストランもゲストを迎える準備は万端です。



2022年4月にオープンした「SOWER/ソウア」。米国出身のColeman Griffin/コールマン・グリフィン氏が料理長に就任され、滋賀の歴史や文化を紐解き、ここ湖北にしかない「食」を通じて、ロテルデュラクに新たな風を吹き込んでいます。



オープンは17:30〜ですが、予約を18:30〜に設定したため、私たちは第二陣のディナータイムに。スタッフに案内されるまでは、こちらのラウンジで待機となります。


「SOWER」


〈SOWER=種を撒く人〉は
種を撒き、土を耕し、四季折々に移ろう自然の力を借りながら、
あすの食べ物を作るように、食に根づいたさまざまな種をこの地に撒きたいと思っています。
湖北では江戸時代より、往来する人の動きによって海から離れている土地に塩が運ばれ、
琵琶湖の魚を塩で保存するなどの独自の食の習わしが育まれてきました。
風のように行き交う商人たちがこの地を踏み、地の恵みを次の土地へ運んでいったように、
遥かな地からの客人がSOWERを訪れることで湖北の食文化をさらに耕し、
風となって別の地にSOWERの種を持ち帰ってもらいたいと思っています。
※公式サイトより




レストランのエントランスにバーも併設されており、食前食後に利用することが可能で、滋賀のクラフトビールや日本酒各種、ナチュラルワインまた、敷地内でとれたハーブなどをベースに作ったオリジナルカクテルも多数用意。


「AMAHAGAN エディションNo.3 ミズナラウッドフィニッシュ」


こちらは滋賀県の北部にある「長濱蒸溜所」でつくられているワールドブレンデッドモルトウイスキー「AMAHAGAN」。オリエンタルな香りをまとうビターモルトです。


自然派のワインや印象に残るエチケットが並ぶワインセラー。




L字のカウンターで囲むオープンキッチンは臨場感に溢れており、多国籍のスタッフが目を惹き、異国ムード満載です!



席に用意されたウェルカムプレートは、「NOTA&design/ノタデザイン」が製作した信楽焼で、琵琶湖をイメージしてシェフがオーダーした器。本日のメニューと共に、滋賀の生産者たちが30箇所以上マッピングされています。



愛犬を飼い始めてからというもの、海外旅行はもちろんのこと、夜のお出かけもほぼしなくなったため、久しぶりの高揚感に包まれ心が躍ります。



「SOWER/ソウア」で新たな「KOHOKUキュイジーヌ」を展開するのは、シェフのColeman Griffin/コールマン・グリフィン氏。カリフォルニア・サンフランシスコの三つ星レストラン「benu」、ナパバレーの「Meadowood」を経て、東京「INUA」のスーシェフを務められています。米国のレストランで得た本質的な料理の手法と「INUA」で培った食への冒険的なアプローチに、滋賀の風土が生んだ食材を組み合わせ、四季折々に表情を変える心地良い驚きを感じさせる食体験を提供。



ディナーはシェフのおまかせコース1本で10皿ほどのコース料理。



飲み物は、ワインと日本酒などを組み合わせ、一皿ひと皿の料理に沿ったビバレッジペアリング ¥10,000/人を追加オーダー。



一杯目はお店からサービスのウェルカムドリンクで、本館ショップ内でも販売されているオリジナルの「ミード」は、「ANTELOPE/アンテロープ」が造る蜂蜜を発酵させたお酒で国内初のクラフトミード専門店。爽やかですっきりとした味わいが楽しめます。



今年51歳を迎えるバースデーを祝して改めて乾杯。記念日にいつも最高の旅を企画してくれる主人と数時間お利口にお留守番をしてくれるショコラに感謝。



サービスマネージャーとして務め、コールマンシェフの最愛のパートナーでもあるKathy Jeon/キャシー・ジオンさん。シェフ同様にロサンゼルス出身ですが、2019年に来日して以来、日本語もマスター。「benu」、「INUA」でサービスを担当するも、元々は料理人であったことから、厨房と客席をつなぐコミュニケーターとして活躍しています。キャシーさんも愛らしいコーギーを買われている愛犬家の一人。この琵琶湖の環境下で愛犬と過ごす時間はかけがえのない時間だと思います。


「リクヴィール/マルセル・ダイス」


フランスはアルザス地方No.1の造り手マルセル・ダイスの希少なリースリング。リースリングの華やかな香りとエレガントな酸、ピノ・グリの豊かな果実味と厚みのある味わい、その二つの葡萄品種が見事なバランスで共存し、ダイスの実力を余すことなく堪能できる1本。


「焼き栗カスタード」


焼くことによって甘味を引き出した栗のカスタードに栗と小松菜を添えて、スプーンで掬っていただく温かい椀物。



オープンキッチンから聞こえてくるスタッフ間の英語での掛け合いと、料理説明の日本語が織り混じる世界。



サービス女性のCarinaさんは流暢な日本語で細やかに説明してくれます。


「初桜 純米吟醸 山田吟次郎 2017 生原酒」


滋賀の「安井酒造場」が製造する吟醸酒「初桜」。熟成を経た丸みのあるまろやかな旨みとジューシーで心地良い酸がバランスよく調和する一杯。



台湾の台南出身のAndy Sungくんは「INUA」時代から共に働くスタッフ。焼き場も任されているようです。


「椎茸、鴨のハム、檸檬」


こちらはシグネチャーメニュー。




肉厚な椎茸は炭火でふっくらとジューシィーに焼き上げ、自家製の鴨のハムを削り、爽やかなグリーンレモンゼストを添えた椎茸を出汁ごと味わう一品。一口頬張れば、椎茸汁がジュワッと溢れ出し、香り高く奥深い秋の味覚が広がります!これにはやはり日本酒でしょう!



日本酒とワインをそれぞれの料理に合わせて提供してくれるため、杯数は多いのですが、少量ずつなので程良い量。アルコールに強くない方は、さらに量を調整することも可能とのこと。


「Macabeu ereS tu 2022 Finca La despeinada/
マカブ エレス トゥ 2022 ラ・デスペイナーダ」


スペインはカタルーニャ南部のタラゴナ県テーラアルタ地区のボット村に誕生した蔵「ラ・デスペイナーダ」のオレンジワイン。コクのある青みがかった果実味で、軽い酸とほのかな苦味のバランスもよく余韻はさっぱりと仕上がっています。


「ヒラマサ、ブロッコリー、キャベツ」


敦賀のヒラマサを自家製のピクルス液に30分ほど軽く漬け込み、腹の部位と背の部位で異なる食感と味わいを楽しみます。付け合わせはローストした食感の良いブロッコリーと甘味あるキャベツを添えて。ブロッコリーのクリーミーなソースと共に。


「CARBONIC CHARDONNAY 2022 BORACHIO/
カーボニック シャルドネ 2022 ボラーチオ」


オーストラリア・ヴィクトリアの生産者「ボラーチオ」のカーボニックシャルドネ。ボラーチオとは、主にヤギの革製のワインを保持するための袋のことを意味しますが、大酒飲みという意味も持ち合わせています。脱サラしたマークとアリシアが造り出すオーガニックワインは、野性的で自由であるにも関わらず、地に足のついた力のある味わいを醸し出し、凝縮感に満ち溢れています。



琵琶湖をイメージした碧い器に運ばれてくる料理たちは、湖に浮かぶ島のようにと考えられており、とても素敵な演出。


「里芋、へしこ、アマゴの卵」




地元野菜の里芋をフリットにして、見事な黄金色に輝くアマゴの卵が美しく並ぶフィンガーフード。プチプチッと弾む食感に、福井の郷土料理である「へしこ(鯖の糠漬け)」から作るマヨネーズ風ソースの塩気とコク深さが押し寄せてくる至福の一皿。周りには敷地の庭で育てているメキシカンマリーゴールドの花弁を添えて一層華やかをプラス。


「Deviner Slobodne Vinarstvo/
デヴィネール 2018 スロボドネ・ヴィナルストヴォ」


スロバキアのゼミアンスケ・サディのワイナリー「スロボドネ」は、先祖が1912年より農場を始めたのがはじまりで、一度は戦争で廃業するも、1995年から再興を目指し、2010年にようやく自分たちで造ったワインをリリース。品種のデヴィンとはトラミナーとフェルトリナーを交配させたスロヴァキアの品種。オレンジ掛かったイエローを帯びており、際立った香りを放つも自然な口当たりで、心地良い酸と深みのある味わい。



目の前で繰り広げられていく見事な段取りに目を奪われ、次なるひと皿を生み出していくマジックを香りと共に堪能。



盛り付けの様子にも程良い緊張感が走り、チーム一丸となり、阿吽の呼吸で仕上げていきます。


「ナス、イカ、ニンニク、バジル」


ニンニク味噌で焚いたとろとろの茄子と細かくカットし軽く火入れしたアオリイカ、キクラゲ、バジルを添えて、スモークした旨み豊かなチキンソースとの組み合わせ。和と洋の要素が見事に重なり合った一皿。


「自家製パン」


古代小麦の一つでもあるスペルト小麦で焼いた自家製カンパーニュは、クラストはカリッと香ばしく、クラムはもちもちと高加水。スペルト小麦の味わいとほのかな酸味でソースにも合わせても美味しい食事パン。



軽快な動くで踊るように、楽しむように。


「Pin'eau de la Loire Domaine les Grandes Vignes/
ピノー・ド・ラ・ ロワール 2022 ドメーヌ・レ・グランド・ヴィーニュ」


フランスはロワール地方で17世紀から代々ワイナリーを受け継いできた「レ・グランド・ヴィーニュ」は、2008年から現当主のジャン=フランソワ・ヴァイランがビオディナミに転換し、そのポテンシャルを開花させています。人気のシュナン・ブランは、淡い麦わら色で南国のフルーティーな果実香と蜜の香りが立ち昇り、ミネラル感と複雑味を帯びた熟度の高い味わい。



私と同郷で静岡県出身の日本人シェフ・吉田将吾(Shogo Yoshida)さんは、副料理長として腕を振るわれています。いずれは地元である焼津市に戻られて独立されるようなので、その日を楽しみにしたいと思います。


「鰆、舞茸、銀杏」




敦賀の鰆は、油の中でコンフィのように優しく火入れし、最後に皮を炙り香ばしさを引き出して提供。裂いた舞茸のシャキシャキとした食感と銀杏にお米のソースを合わせ、アクセントにライムの香りを忍ばせて。脂の乗った鰆の濃厚な味わいに負けない舞茸の香りと旨みが際立ちます。



メインディッシュの肉料理ジビエに合わせて赤ワインが用意されます。コペンハーゲンの「noma/ノーマ」でも常時オンリストだったワイン。


「Blankaforti Jordi Llorens/
ブランカフォルティ 2021ジョルディ ロレンス」


スペインはカタルーニャ地方のナチュラルワインの造り手「ジョルディ・ロレンス」。カベルネソーヴィニヨン、グルナッシュ主体で、シラー、マカベオ、パレリャーダの5種のブレンド。鮮やかなガーネット色でベリー系の酸味とカシスの果実味を堪能でき、スパイシーで力強い味わいが魅力の赤ワイン。


SOWERが大切にされている
「KOHOKU 7 policies」
1.湖北、奥琵琶湖の歴史や⾷⽂化を紐解く
2.地域の⽣産者や事業者とともに成⻑を意識した取り組みを⾏う
3.旬や季節感を大切にし、健康や環境に配慮したメニューを提供する
4.湖北、近江、越前、信楽など、地域の⼿仕事を発信する
5.琵琶湖や地域の環境・資源保全活動を実践する
6.スタッフ・エクスペリエンスを大切にし、学びや経験の機会を創出する
7.カテゴリーに囚われない、⾃由な発想・斬新なアイディアを積極的に取り⼊れる
※公式サイトより



「松の葉で燻製した野生の鹿と樹脂ハーブ」


土鍋の中からは、松の葉で燻製した永平寺で獲れた鹿肉の肉塊でお目見え。



「松の葉で燻製した野生の鹿と樹脂ハーブ」




鹿肉の様々な部位を用いた自家製のソーセージ、モロヘイヤ、インゲン、オクラ、樹脂のハーブを添えて、したたるようなロゼカラーの鹿肉はジュと合わせていただきます。



こちらでは福井県永平寺から鹿肉を取り寄せており、この日はメニューには記載されていない見事な「ハツ(心臓)」も登場!丁寧に下処理されたハツを丸ごと拝見するのは初めてです。


「野生の鹿のハツ」


炭火で仕上げるハツのタタキには、カラスザンショウの実のピクルスを添えて。濃厚且つ食感が楽しめるハツでジビエの醍醐味を味わいます。



〆のご飯に合わせて、五年古酒が出て参りました。


「純米大吟醸 篤丸 五年古酒」


滋賀の「瀬古酒造」が醸す忍者シリーズの「純米大吟醸 篤丸 五年古酒」。山田錦で醸した純米大吟醸を敷地内の土塀蔵で熟成。香りは熟成酒らしく芳醇で複雑味を帯び、ウッディーな香りとナッツ類のような穀物感があり、まったりと甘いニュアンスも楽しめます。


「南瓜のピクルス」


箸休めにいただく色鮮やかで軽やかな「南瓜のピクルス」。極薄にスライスした南瓜を綺麗に巻いて盛り付け提供。



土鍋ご飯に盛り込む猪肉を仕上げています。まさにプロの技。



コールマンシェフ自らがサーブしてくれる〆の土鍋ご飯、オープンの儀。


「南瓜、ピーナッツ、猪のご飯」




お邪魔にならない程度に、すかさず動画も忘れずに。日本に来日して約5年半というコールマンシェフですが、穏やかなお人柄が表れるような優しい口調で日本語で話してくれるのも嬉しい限り。料理とは、その人の人柄が表れると言いますが、コールマンシェフのお料理はまさに「優しさ」そのもの。生産者が生み出す素材を活かし、旬と季節感を大切に、地域に根付く料理たちを柔軟に自由な発想で繰り出し、発酵の聖地でもある此処の発酵文化も取り入れており、ただ優しいだけでなく、味に深みと幅を持たせ、人間の身体に嬉しい料理を提供しています。



サクサクッと切るように混ぜ合わせると猪の脂の旨みを感じる照りで艶が増し、南瓜の甘い良い香りが立ち込めます。



余呉の猪の脂の旨みが爆発するご飯は米粒が輝き、南瓜の甘味と手を繋ぎ、ピーナッツのアクセントでまとまっていく秋の味覚。お米はコシヒカリの1.5倍の米粒の大きさとなる岐阜のブランド米「いのちの壱」。粘り、香り、甘味、歯応えに優れており、コシヒカリのように冷めても美味しいのが特徴です。南瓜の出汁も添えられ、ほっこりと味わう食事。酒飲みとしては、このご飯にナッツ香が漂う五年古酒との相性を楽しみます♪


「お土産のおにぎり」


「食べ切れない分は、おにぎりにしますがいかがでしょう」と、コロッと丸みのあるおにぎりにして持たせてくれました。



満席で賑やかだったカウンターも皆、退席され、Carinaさんの友人ゲストと私たちだけが残りました。



食後のドリンクは、そば茶やオーガニック煎茶、ぎっしり茶、ハーブティー、コーヒーの中から選びます。


「梨と金木犀」


一皿目のデセールは、さっぱりとした味わいの梨のソルベに、敷地内で採れる香り高い金木犀に蜂蜜と生酒を用いたシロップ漬けを添えて。梨の凝縮感が楽しめ、お口の中をリフレッシュ!


「MONSOON/モンスーン」


デザートに合わせて、滋賀の酒造「笑四季酒造」の鬼才・竹島充修氏が造る貴醸酒「モンスーン」。ラベルには、浮世絵師の東學さんが描くミステリアスな雰囲気の女性がキャッチーですが、その存在感を圧倒するほどの甘い香りと、とろりと舌に絡む濃密な味わいが待っています。



二皿目のデセールがやってきました。



無花果の葉を敷いた器に、輪切りにした焼き無花果を添えて提供。


「イチジク、桑酒、ほうじ茶」


無花果の葉の焦がしパウダーに香ばしいほうじ茶のムースを忍ばせ、焼いた無花果を添え、温と冷を同時に楽しむデザート。


「コーヒー」、「ハーブティー」、「番茶クッキー」


オリジナルブレンドのハンドドリップコーヒーと「みなくちファーム」のハーブティーに、お茶菓子は、ラングドシャのような繊細な生地を薄く伸ばして巻き込んみ、サクサクッと小気味良い音を立てる香ばしい番茶クッキーを添えて。



私の誕生日を記念して訪れたバースデーディナーをお祝いしてくれたスタッフ全員からのサイン入りの手描きのメッセージカードを頂戴しました!(感謝)



サインをいただく機会はあまり無いですし、SOWERの現在のチームがこの一枚に揃っているのも嬉しい記念となります!



最後のゲストを終えて、静寂さを取り戻したレストラン。シェフとスタッフたちにお声がけして記念撮影をお願いしました。


SOWER team with ayaco.




本館を後にし、離れのコテージに戻ると、外を歩く足音に反応したのか、ショコラが「誰?」と番犬のように覗いていましたが、私たちと判ると直ぐに尻尾をフリフリと元気にと出迎えてくれました。



真っ青な澄み切った空にぽっかりと月が浮かび、ほろ酔い気分で迎える至福の夜。



滞在初日のバースデーディナーで素晴らしい体験をし、興奮冷めやらぬ中、心地良い疲れを感じながら深い眠りに就きました。予報では心配していた翌朝の天候も快晴のようで、朝は琵琶湖ワンポとテラス朝食が楽しめそうです♪

L’Hôtel Du Lac / ロテル デュ ラク
住所:滋賀県長浜市西浅井町大浦2064
TEL:0749-89-1888
https://www.lhotel-du-lac.com/


Restaurant SOWER / レストラン ソウア
住所:滋賀県長浜市西浅井町大浦2064 ロテルデュラク本館1階
TEL: 0749-89-1888(受付時間 9:00-18:00)
営業時間:17:30〜
定休日:火・水曜日 ※変更の場合あり
https://restaurantsower.com/




 

滋賀・琵琶湖誕生日旅行④「奥琵琶湖の畔に佇むオーベルジュ・ロテル デュ ラクVol.1」

カテゴリー │滋賀




滋賀県の北部に位置し、奥琵琶湖の畔に佇むオーベルジュ「L'Hôtel Du Lac / ロテル デュ ラク」。



チェックイン時刻の15時に合わせて、30分程早めに到着するも車寄せまで出迎えがあり、荷物の受入れをお願いできました。



こちらはペット同伴ホテルではありますが、館内のペット入館はできないため、チェックインを済ませる間、愛犬ショコラには、車内で暫し留守番をしてもらいます。



ホテルは琵琶湖国定公園の中に位置しており、小高い丘に位置するため奥琵琶湖を一望できる広大な敷地は緑豊かで、人にも愛犬にも優しい環境となり、非日常的で安らかなひとときを堪能できます。元はNTTの保養所であった施設をリノベーションし、国内外からのゲストを迎えるオーベルジュへと変貌を遂げ、滋賀の魅力溢れる自然と共存できる唯一無二のリゾートホテルに。



本館にはフロントロビー、階下にラウンジと併設のレストラン「Restaurant SOWER / レストラン ソウアを用意。



客室は全15室となり、その全ての客室から琵琶湖を一望することができます。



車通りも少なくとても静かな場所。敷地も広大ですが、ホテル前の道を渡れば目の前には琵琶湖が広がるため、愛犬との散歩も楽しめます。



白と黒を基調に落ち着いた色調で統一されたフロントにて、施設紹介と朝夕食の時間決め、貸切風呂の予約、ペット同伴の確認等、チェックインの手続きを。



愛犬同伴のゲストに用意された書類に目を通し、注意事項などを理解した上でサイン。



こちらではペット同伴可の部屋として、離れのコテージ内に4棟用意されていますが、ペットの宿泊料金はかかることなく、愛犬家に嬉しいペットフレンドリーな施設です。



敷地内の案内MAPを拝見すると、広大な敷地内では、春は桜が楽しめ、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色が楽しめる模様。



フロントに用意されているコスメアメニティは、フィトテラピー×科学×国産原料が融合した国産コスメブランド「Waphyto / ワフィト」のクレンジング、洗顔料、化粧水、乳液が用意され、必要な方は自由に手に取る事が可能です。



SHOPスペースには、ホテルオリジナルのロゴ入りアイテムや滋賀の名産などを含むお薦めのアイテムなどが揃い手土産用に。



小物やアクセサリー、焼き菓子やコーヒー、ハーブティー、煎茶など。



滋賀の米を用いたブロックキャンドルや米糠のスティック蝋燭に、鹿の骨からつくるアクセサリーやキーホルダー、手ぬぐい、レストラン「SOWER」のオリジナルミードやミックスナッツなど。



本館から離れのコテージまでは徒歩で移動。カートに荷物を乗せてフロントスタッフに案内していただきます。



手入れの行き届いた敷地内に建てられた



コテージには世界中の湖の名前が施されており、今回私たちが宿泊するペット同伴可のコテージは「ネス湖」となります。



「ネス湖」は、テラス付きドッグフレンドリーヴィラ ツインルームとなり、1日2組限定のコテージ。



一棟貸しのコテージゆえに、プライベート感満載でコテージ前に広がる敷地も独り占めできます。



木々の揺らぎや鳥の囀りに風の心地良さを感じながら、自然溢れるテラス席で過ごす寛ぎのひとときが楽しみでなりません。



温かみのある木造コテージ。小型犬・中型犬は最大3頭、大型犬は2頭までが一緒に宿泊可能です。



鍵はアナログ対応ですが、鹿の骨が付いたキーホルダーで風情があります。鹿の骨の匂いに犬が噛み付く恐れがあるため、気を付けてくださいと注意されましたが、おそらくうちのショコラの脆い歯の方が負けてしまうと思います(笑)



入口の棚に設置されたウェットティッシュで愛犬の足を拭き、そのまま備え付けのダストボックスへ捨てることができ、愛犬家にとっては嬉しく、細やかな配慮が見受けられます。冷暖房の他、床暖房も設置されているため、冬の寒い時期も快適に過ごせることでしょう。



部屋に上がってみると、すぐに手を洗える水場があるのも助かります。洗い場の隣には電子レンジが設置され、



その下の冷蔵庫の中には滋賀のクラフトビールや地酒、炭酸水にトマトジュースやアップルソーダなどが冷やされており、宿泊代にインクルーシブされているため全て無料でいただけます。



右手に寝室、そしてリビング、左手にパウダールーム&バスルーム&トイレといった間取りで、その広さは60㎡となり、定員数は3名。



窓からの柔らかな光が差し込み、自然に囲まれた景色も楽しめるベッドルーム。ベッドの間に犬用ベッドが設置されているのも有難く、家から持参したブランケットを敷いてみたら、ショコラも快適そうに寛いでいました。



三角屋根の三角窓から映る木々も伺え、天井も高く落ち着けるリビング。無料Wi-Fiも完備され、パスワードはテレビ前に。



テレビ台には、電気ケトルの他にミネラルウォーターや滋賀の地元焙煎のドリップパックコーヒーやこだわりのハーブティー、そして滋賀名産の政所茶(まんどころ茶)などが備えられ、ウェルカムスイーツは焼き菓子の玄米茶のメレンゲとおつまみ用のミックスナッツも用意。手書きで心温まるメッセージカードを添えられています。



滋賀の和菓子ブランド「NANASAN / ナナサン」のお菓子で琥珀糖の「MIO/ ミオ」が用意されており、予約サイトの特典でいただきました。


「MIO / ミオ」


こちらの琥珀糖は、3つの食感が楽しめるアドベリー味の琥珀糖。伝統的な琥珀糖が持つ、外のシャリ、中のとろみに加え、もちっとしたゼリーを閉じ込めています。シャリッとした食感をより多く感じられるように七角形の多面体は表面積を増やした形状をしており、美しく輝くロゼカラーが愛らしい一品です。





リビング脇の小さな階段を登ると、



そこはまるで秘密基地のようなロフトがあり、こちらには3名で宿泊される場合の布団を用意することが可能となるため、小さなお子様のいらっしゃるファミリーに喜ばれそう。



ワンコを連れのコテージは初めてですが、隣とは少し離れているため一軒家のような雰囲気があり落ち着きを感じます。



パウダールームは仕切りを挟んでツインで用意されており、夫婦同時に朝の準備でも困りません。



バスアメニティは、エコで上質な「SUSPRO」で統一されており、サステイナブルな取り組みとして、竹でできたオーガニックなヘアコームや歯ブラシ、綿棒&パフセット、コットンボディタオル、ナナヒラ酒粕入浴剤を用意。



タイルが可愛い広々としたバスルーム。足が伸ばせるゆったりサイズの浴槽で、小庭を望める窓もあり安らげます。



バスルームの奥にもう一つのシャワールームを設備。バスアメニティには、フィトテラピー×科学×国産原料が融合した国産コスメブランド「Waphyto / ワフィト」のシャンプー、トリートメント、ボディソープを使用。全てに精油のラベンダーやレモン、ゼラニウム、ローズマリー、ホーリーフ、オレンジをブレンドしており、リラックスできる香りを配合しています。



ワンコ用の備品は、ゲージ、トイレシート、お皿、消臭スプレー、ウェットティッシュ、エチケット袋等と充実しています。「WELCOME ショコラちゃん」と手描きで可愛いウェルカムボード付き!



ショコラは私たちに似て、順応型なので、すぐに我が家のように寛いでいました(笑)



テラス付きのコテージは2部屋のみとなるため、今回は予約時に空いていて本当にラッキーでした。



貸切家族風呂の予約時間まで、まだ少し余裕があるので敷地内を散策し、「見晴らしの丘」まで行ってみましょう。



コテージの脇道を登り、コテージから徒歩5分程度の散策。



本館1階左手に見えるは併設レストラン「SOWER」、右手には本館客室「桜・月・空・雲・山・水・霞」が広がります。



今回の宿泊で一番楽しみにしていた「Restaurant SOWER / レストラン ソウアでのバースデーディナーは後程。



天然芝の豊かな自然に囲まれた「見晴らしの丘」。ワンコも敷地内はリードを付けていれば自由に散策可能です。



裏山の景観を背に琵琶湖を一望できる「見晴らしの丘」には、小休憩できるテーブルとハンモックが設置されています。



お月見スポットでもあり、夜空は星が綺麗に見える小高い丘となるため、暖かい格好でハンモックに揺られながら夜空を満喫するのもおすすめです。チェックイン時に「高島帆布」のオリジナルトートバッグとランタンを用意してくれるため、温かい飲み物やお菓子を持ってピクニック気分を楽しむことも可能です。



日本三弁財天の一つに数えられる宝厳寺や都久夫須麻神社があり、パワースポットとしても知られ、琵琶湖に浮かぶ「竹生島」もくっきりと観られます。



鳥の囀りが響く裏山。時折、鹿や猿などの野生動物にお目にかかれることもあるのだとか。



小型犬のショコラにとっては広過ぎですが、この日は他のワンコに出会うこともなく、敷地を独り占めしておりました。



陽がかげると少し肌寒くなってきたため、コテージに戻ることにいたします。



足元に目をやると、コロコロとした鹿の糞がちらほらと見受けられたり、きのこが自生している姿などもあり、



サワサワと揺らぐ木々の声に、澄んだ風も心地好く、心穏やかに自然を体感できます。



期間限定で夏季のみ楽しめるプライベートプールも完備。



テニスコートは二面用意され、テニスラケットやバトミントンラケットの貸出もあります。体を動かしたい方は運動着と運動靴を持参すると良いでしょう。



自由に利用できるウッドデッキも完備されているため、客室にテラスが無い方でも庭を楽しむことができます。



紅葉し始めた木々に囲まれて、コテージのテラスで一休憩。贅沢な時間です。



滋賀の荒神山の麓でつくる、クラフトビール「彦根麦酒 / ヒコネビール」の「PALE ALE」をいただきましょう。柑橘系の香りと、すっきりとした苦味があり、ほのかな甘味もありバランスの良いビール。



本館2階の貸切風呂へ。利用時間は15:00〜22:00の間で予約が可能で、1回の利用時間は45分となっており、利用者は入湯税150円/人が追加されます。本館へ足を運ぶ際は、ショコラはコテージ内でお留守番ですが、おイタの無い子で本当に助かります。



タオル類は用意されているため、着替えのみでOK。



北近江温泉から運んだ天然湯泉と敷地内の地下水を沸かし合わせ、温泉混合の湯を用いており、肌当たりの優しい湯ざわり。



貸切風呂でさっぱりとした後は、本館1階のラウンジにてフリードリンクをいただきましょう。



ワンタッチで簡単にコーヒーを抽出できるカプセル式のコーヒー&ティーマシン「KEURIG / キューリグ」を採用。



お好きなカプセルをセットし、備え付けのカップに冷凍庫内の氷を入れて、コーヒーマシーンで抽出すれば、アイスコーヒーの出来上がり。



天井まで届く大きな窓から伺える圧巻の景色。



お風呂で火照った身体をアイスコーヒーでクールダウン。湖畔に面した立地だからこその景色を堪能。



フロントではコンシェルジュとしての対応もしてくださるので、わからないことは相談しましょう。



ディナータイムを18:30〜スタートで予約したため、それまではコテージへ戻り、お部屋でのんびりとショコラと過ごしたいと思います。お次はいよいよレストラン「SOWER」でのフルコースを紹介します!

L'Hôtel Du Lac / ロテル デュ ラク
住所:滋賀県長浜市西浅井町大浦2064
TEL:0749-89-1888
https://www.lhotel-du-lac.com/


 

滋賀・琵琶湖誕生日旅行③「並木カフェメタセコイア:並木道を一望できるテラスランチ」

カテゴリー │滋賀




滋賀の「マキノ高原 メタセコイア並木」に隣接し、並木道を一望できるカフェ「並木カフェ メタセコイア」。



こちらのテラス席はワンコ同伴可となり、目の前にメタセコイア並木が広がるため、気候の良いシーズンはとてもおすすめ。



店内への入り口はこちらになります。



メニューは、地元食材の野菜や果物をたっぷりと用いた軽食や季節限定のこだわりスイーツ等を提供。



自然光が降り注がれる明るい店内は、ナチュラルなウッド調で統一されており、居心地の良さを感じます。



店内もほとんどの席から並木道を眺めることができますが、一番景色が良さそうな場所は、受付カウンター前にあるカウンターシートかもしれません。



開放感のあるテーブル席もゆったりとしたサイズの造りで、広々としています。



奥にはキャンピングブースが用意され、屋内でありながらもアウトドアテイストを満喫できる演出もあり楽しめる空間。



ウッドデッキのテラスには、「PET OK」の大きなサインが掲げられており、安心して利用することが可能です。



受付カウンターでメニューブックを拝借し、ランチをセレクト。水やウェットティッシュは店内でセルフサービスとなり、オーダーは直接、受付カウンターにて伝えます。



テラス席には、ガーデンパラソルも設置されていますが、秋の柔らかな陽射しはポカポカと快適。ショコラも持参したお昼ごはんを食べたばかりで、まったりとお昼寝気分のよう。



ショーケースには、美味しそうなケーキ屋焼き菓子が並びます。誕生日旅行ということもあり、食後にケーキもいただきましょう。


「マキノ野菜のチキンサラダ」680yen


カラフルな彩りで、しっとり食感の鶏胸肉のチキンハムも添えられ、ボリューム感も満足度の高い一皿。葉野菜や根菜の美味しさが際立っており、地場野菜を推しているだけあります。ヴィネガーを利かせたラペやドレッシングが良いアクセントに!


「近江牛カレーのボックス」1,800yen


一番人気のランチボックス!厳選した近江牛を用いた自家製スパイスカレー。辛さはマイルドでお子様でも食べやすい味わい。サラダもしっかりと添えられバランスが良く、こちらも満足度の高いランチボックスとなります!


「ベリーのタルト」550yen


柑橘やベリー系の酸味が大好きな私には堪らない一品。クランベリーの酸味が口一杯に広がり、ザクッとしたタルト生地との相性も最高!


「ウインナーコーヒー」680yen


テラス席のホットコーヒーは冷めやすいので、敢えて生クリームをトッピングしたウインナーコーヒーをチョイス。



ワンコ連れでのカフェテラスランチでは、あまり期待できないことが多いのですが、此処は見た目もお味も価格帯も、そしてロケーションも全てバランスに優れており、間違いなくおすすめめできるカフェでしょう。食べ終わった後の食器は、セルフで店内の返却口へ。



壮大なメタセコイア並木を一望しながら、まるでピクニック気分に浸れるような大満足のテラスランチでリフレッシュ!



食後にも並木道を散策し、存分に秋の気配を満喫。お次は、今回の誕生日旅行のメインイベントでもある琵琶湖のほとりに佇むオーベルジュ「L'Hotel du Lac / ロテル・デュ・ラク」へ向かいます♪

並木カフェ メタセコイア
住所:滋賀県高島市マキノ町寺久保835-1(マキノピックランド内)
TEL:0740-27-0068
営業時間 :(平日)10:30~16:30、(土日祝)9:00~17:00
※9:00~10:30は、テイクアウトドリンクのみ営業
定休日:11月は無休
駐車場:マキノピックランド敷地内に有
https://www.instagram.com/namiki_c_metasequoia/


 

滋賀・琵琶湖誕生日旅行②「メタセコイア並木:500本もの巨木が色づく紅葉時期に突入」

カテゴリー │滋賀




滋賀県の観光名所でもあり、これからの紅葉時期におすすめしたい場所「メタセコイア並木」。



マキノピックランドからマキノ高原へ続く約2.4kmに渡る道には、約500本のメタセコイアが植えられており、春夏は爽やかな新緑、秋は見事なまでの紅葉、冬は真っ白な雪化粧を纏った幻想的な世界を演出。その並木道を走り抜けると、それはそれは美しい日本の四季の移ろいを感じられる場所となります。



ベストシーズンは、紅く染まるメタセコイアの紅葉時期となり、例年11月下旬から12月上旬頃が見頃です。11月上旬の今回の誕生日旅行では、うっすらと色づき始めたばかりで、陽を照らすと黄金色に輝くメタセコイアを満喫。



1994年11月に読売新聞社の「新・日本街路樹百景」に選定され、続く2010年9月には「日本紅葉の名所100選(主婦の友社選)」にも選ばれており、国内外から数多くの観光客が訪れ、人気を博しています。



センターハウスを中心に、周辺には、カフェやレストランに芝生広場やグラウンドゴルフ場などが整備されており、世代を問わずに楽しめるエリア。こちらのセンターハウス内ではお土産や手作りジェラートアイスの販売も。



愛犬家にも優しい環境ゆえに、ワンコ連れのファミリーを多く見掛ける場所でもあり、我が家も愛犬ショコラと一緒に散策を楽しみます。



1981年(昭和56年)に、学童農園「マキノ土に学ぶ里」整備事業の一環で、マキノ町果樹生産組合が管理地内に防風林として1.8km渡ってに渡ってメタセコイア440本を植栽。翌年、これに続く県道にも地元牧野区が植栽を行い、総延長2.4kmの並木道となり、約500本のメタセコイアが植栽されます。植栽当初は、約2mの苗木でしたが、現在では約25m程度となり、見上げるほどの圧巻な巨木のトンネルに成長しています。



並木道の周辺には、旬の果物狩りが楽しめる「農業公園マキノピックランド」があり、果樹園ゾーンでは、ブルーベリーやぶどう、栗、さつま芋などの旬の果物の収穫体験が可能です。



こちらはぶどうの時期が終わった様子。





並木道の脇にある遊歩道をショコラと一緒にのんびりと散策。この日はぽかぽかと秋晴れで風が心地好く、まさにワンポ日和です。



ほどなくして、ショコラは抱っこのおねだり(笑)小型犬チワワ特有の小さくか細い足腰を思えば致し方ありませんが、ずっと抱っこしていると、体重2.2kgの小柄とはいえ、なかなかの筋トレに。それでも、こうしていつも一緒に旅ができる喜びを噛み締めています。



メタセコイアは、ヒノキ科メタセコイア属の落葉樹。和名はアケボノスギ、イチイヒノキ。和名のアケボノスギは、英名 dawn redwoodを訳したもの。樹高は生長すると高さ25~30m、直径1.5 mになる。葉はモミやネズに似て線のように細長く羽状に対生し、秋に赤茶色に紅葉した後に落葉します。



雲一つない晴天で、過ごしやすさはあれど、少し歩けばじんわりと汗をかくほどの温かさ。今年は夏が長く、なかなか秋の気配が遅れているようです。



木陰で涼みながら、木々のパワーを感じてリフレッシュ。



2024年4月27日からプレオープンで営業を開始し始めている「TCCメタセコイアと馬の森」では、馬車に乗車しての散策や白馬に跨り並木道を闊歩できる乗馬体験、また、子馬との触れ合い体験なども実施中。



黄金色に輝くメタセコイアと愛車PORSCHEとのコラボレーションで美しい一枚が完成。丁度お腹も空いてきたので、並木道に隣接するカフェテラス「並木カフェメタセコイア」にてランチタイムと参りましょう♪


 

滋賀・琵琶湖誕生日旅行①「恋人の聖地・奥琵琶湖パークウェイへの絶景ドライブ」

カテゴリー │滋賀





毎年恒例の誕生日旅行。今年は滋賀県の琵琶湖周辺を愛犬ショコラと共に楽しむ小旅行へお出掛け。秋晴れの心地良い気候に恵まれて、ドライブ日和となったこの日。色付き始めた山道の紅葉を楽しみながら、奥琵琶湖を一望し、湖面に浮かぶ竹生島の自然美を堪能できる恋人の聖地「奥琵琶湖パークウェイ」へ。



「奥琵琶湖パークウェイ」は、大浦から菅浦をへて岩熊に至る全長18.8kmの道が続く、琵琶湖北岸を走り抜ける快適なドライブコース。琵琶湖を中心にその周りの山々や琵琶湖を源とする宇治川の一部が「琵琶湖国定公園」に指定されています。



「つづら尾崎展望台」まで登り詰めたところで駐車(無料)して、小休憩しながら景色を楽しみましょう。平日ということもあり、駐車場は停め放題です。



春は滋賀県屈指の桜の名所としても有名なパークウェイには、約4,000本もの桜が咲き乱れ、夏は緑が美しく、秋は紅葉とシーズン毎の楽しみ方がある展望台。12月〜3月の冬季は通行止めとなりますのでご注意を。



色付く紅葉と奥琵琶湖を一望できる景色は圧巻!



愛犬ショコラと散策を楽しんでいると、同犬種のチワワを飼っている親子にお会いし、暫しチワワ談義を。うちのショコラがワンコが苦手なこともありますが、チワワ同士は警戒してなかなか近付きません(笑)



人と触れ合うのは大好きなのに、いざワンコを前にすると豹変するショコラですが、それ以外は本当にお利口な子。長距離の車移動もまったりと膝の上で寝てくれているので、トイレ休憩とリフレッシュタイムを挟めば、何処まででも同伴可能で助かっています。



奥には吉野桜の名所でもあり、美しい自然遊歩道がある「海津大崎」も望めます。



日本最大の淡水湖である琵琶湖は、県土の約6分の1を占める大きさで、見渡す限りの雄大な景色を誇ります。



紅葉の見頃はまだもう少し先のようですが、ちらほらと見受けられる紅葉の色付きが楽しめました。



つづら尾崎墳丘の周囲約60mを別名「神様山」と呼び、鉄穴古墳(じんつぼ)遊歩道として、絶景のハイキングが楽しめるコースもあり、アップダウンのある散策を楽しみたい方にはお勧めです。



展望台の脇には様々な動物のモニュメントが楽しめる「どうぶつの森」が設置されており、お子様に楽しんでいただけます。



うっすらと紅く色付く紅葉と愛車ポルシェとの共演。


PORSCHE911Carrera




パークウェイ脇に降りて、煌めく湖畔を記念に納めます。



湖面にぽっかりと浮かぶ竹生島。日本三弁財天の一つに数えられる宝厳寺や都久夫須麻神社があり、パワースポットとしても知られています。約30分ほどの快適な乗船で上陸できる「竹生島クルーズ」も人気のアクティビティとなります。



秋晴れの雲一つない晴天に恵まれ、車内はポカポカと心地良く、絶好のドライブ日和となった旅の初日。快適なドライブを満喫しながら、次なる目的地は、紅葉とテラスランチが楽しめる「メタセコイア並木」へと向かいましょう♪

滋賀琵琶湖観光情報
https://www.biwako-visitors.jp/