2024年07月23日 15:11
浜松の鰻問屋での長い下積みを経て、鰻を見極める目を養い、鰻の素材の良さを最大限に引き出すことに尽力してきた店主・加茂裕章さんが自信を持って提供する鰻料理専門店「炭焼鰻はじめ」を舞阪駅から程近い雄踏に2016年5月17日にオープン。食べログの「うなぎ百名店」にも掲載されており、地元民から観光客まで、多くの鰻ファンを魅了しているお店の一つです。
今年の土用の丑の日は7月24日と8月5日。混み合う日を避けたいと思い前日に予定するも、夏休みが始まったこともあり、平日といえども人の出入りが多くなる夏。人気店の予約必須は否めません。電話予約での枠は既に一杯とのことで、朝10時から店前に張り出される予約帳に記入するために、10時に来訪。既に4組の予約があり、11時半の枠で滑り込むことができました。1時間半後に再訪するために一旦、時間を潰しに店を後にします。
再訪した時には既に店前にある駐車場6台は満車のため、第二駐車場への案内を確認し、「LAWSON」奥の駐車場へ。
浜名湖産の鰻を主に取り扱い、国産に拘り、その時期に一番良い鰻を仕入れ、オーダー毎に捌いては炭火で丁寧に焼き上げる手仕事が施される極上の鰻。
店内はガラス張りのオープンキッチンで、入口のウェイティングブースやカウンター席から、店主の手捌きが楽しめます。
レジ前のお知らせに張り出されているように、此処の所の原材料費や燃料費、配送費等の高騰により、2024年7月2日(火)より価格を改正されています。奥の壁にはサインも飾られており、芸能人が取材で訪れた様子も伺えます。
捌いたばかりの鰻の串打ちは素人が手を出せる技ではなく、「串打ち3年、裂き8年、焼き一生」という格言までがあるほどで、弾力があり身の薄い鰻に打つ串の美しさは、やはり熟練の技があってこそ。
個体差のある鰻を見極めながら、二種の樫の木の備長炭で丁寧に焼き上げる炭焼き鰻。
炭火の火力の加減を調整しながら串を動かし、美味しさを追求する「焼き」の場面を目の当たりにできるオープンキッチンは、御食事を頂く前から眼福です。
メニューは、鰻重をはじめ、丼や定食、ひつまぶしに、蒲焼き、白焼き、肝焼きなどの一品物も用意。
混雑が予想される人気店ゆえに、円滑な営業のためにも、お客様へのお願いとして諸々の注意書きが記されています。
カウンター席とテーブル席は座敷に上がることなく足を楽にできるお席が用意されており、座敷席は2〜4名様で対応できるスクリーンの間仕切りがあり、靴を脱ぎ、ゆったりと寛げるお席となります。
鰻一匹のお重に肝吸いとお漬物が付く、「鰻重」。継ぎ足し継ぎ足しの自慢の秘伝タレを絡め焼いた艶々の鰻は、皮は香ばしく、身はふっくら。甘辛くし過ぎず、品の良さが伺える良い塩梅のタレは御馳走です。
お米は粒の大きさが際立つ山形産「つや姫」を使用されており、弾力と熱量があり、鰻の旨みに引けをとりません。卓上に用意された香り立つ青緑の山椒を鰻の下に振りかけて、待ってましたとばかりに頬張る一口は、幸福度の高い破壊力が堪りません。
鰻半身の丼に肝吸いとお漬物が付く、「鰻丼」は、少量で楽しみたい方やお子様にお勧めです。
土用の丑の日を控えた前日の御褒美ランチ。鰻はビタミンAが豊富で、B群、E、Dと栄養満点、疲労回復をはかり免疫力を高めるという嬉しさもあり、これで暑さ厳しい猛暑を乗り切ることができそうです。浜松にお越しの方は是非足を運ばれてみてください。
炭焼鰻はじめ
住所:岡県浜松市中央区雄踏町宇布見9690
TEL:053-570-8075
営業時間:11:00〜14:30(L.O.13:45)、17:00〜20:30(L.O.19:45)
定休日:月曜日
駐車場:店前6台・第二駐車場有
https://unagi-hajime.com/
浜松・鰻「炭焼鰻はじめ」卸問屋での下積みを経て鰻を知り尽くした店主の人気鰻店≫
浜松の鰻問屋での長い下積みを経て、鰻を見極める目を養い、鰻の素材の良さを最大限に引き出すことに尽力してきた店主・加茂裕章さんが自信を持って提供する鰻料理専門店「炭焼鰻はじめ」を舞阪駅から程近い雄踏に2016年5月17日にオープン。食べログの「うなぎ百名店」にも掲載されており、地元民から観光客まで、多くの鰻ファンを魅了しているお店の一つです。
今年の土用の丑の日は7月24日と8月5日。混み合う日を避けたいと思い前日に予定するも、夏休みが始まったこともあり、平日といえども人の出入りが多くなる夏。人気店の予約必須は否めません。電話予約での枠は既に一杯とのことで、朝10時から店前に張り出される予約帳に記入するために、10時に来訪。既に4組の予約があり、11時半の枠で滑り込むことができました。1時間半後に再訪するために一旦、時間を潰しに店を後にします。
再訪した時には既に店前にある駐車場6台は満車のため、第二駐車場への案内を確認し、「LAWSON」奥の駐車場へ。
浜名湖産の鰻を主に取り扱い、国産に拘り、その時期に一番良い鰻を仕入れ、オーダー毎に捌いては炭火で丁寧に焼き上げる手仕事が施される極上の鰻。
店内はガラス張りのオープンキッチンで、入口のウェイティングブースやカウンター席から、店主の手捌きが楽しめます。
レジ前のお知らせに張り出されているように、此処の所の原材料費や燃料費、配送費等の高騰により、2024年7月2日(火)より価格を改正されています。奥の壁にはサインも飾られており、芸能人が取材で訪れた様子も伺えます。
捌いたばかりの鰻の串打ちは素人が手を出せる技ではなく、「串打ち3年、裂き8年、焼き一生」という格言までがあるほどで、弾力があり身の薄い鰻に打つ串の美しさは、やはり熟練の技があってこそ。
個体差のある鰻を見極めながら、二種の樫の木の備長炭で丁寧に焼き上げる炭焼き鰻。
炭火の火力の加減を調整しながら串を動かし、美味しさを追求する「焼き」の場面を目の当たりにできるオープンキッチンは、御食事を頂く前から眼福です。
おしながき
メニューは、鰻重をはじめ、丼や定食、ひつまぶしに、蒲焼き、白焼き、肝焼きなどの一品物も用意。
混雑が予想される人気店ゆえに、円滑な営業のためにも、お客様へのお願いとして諸々の注意書きが記されています。
カウンター席とテーブル席は座敷に上がることなく足を楽にできるお席が用意されており、座敷席は2〜4名様で対応できるスクリーンの間仕切りがあり、靴を脱ぎ、ゆったりと寛げるお席となります。
「鰻重」4,200円
鰻一匹のお重に肝吸いとお漬物が付く、「鰻重」。継ぎ足し継ぎ足しの自慢の秘伝タレを絡め焼いた艶々の鰻は、皮は香ばしく、身はふっくら。甘辛くし過ぎず、品の良さが伺える良い塩梅のタレは御馳走です。
お米は粒の大きさが際立つ山形産「つや姫」を使用されており、弾力と熱量があり、鰻の旨みに引けをとりません。卓上に用意された香り立つ青緑の山椒を鰻の下に振りかけて、待ってましたとばかりに頬張る一口は、幸福度の高い破壊力が堪りません。
「鰻丼」2,900円
鰻半身の丼に肝吸いとお漬物が付く、「鰻丼」は、少量で楽しみたい方やお子様にお勧めです。
土用の丑の日を控えた前日の御褒美ランチ。鰻はビタミンAが豊富で、B群、E、Dと栄養満点、疲労回復をはかり免疫力を高めるという嬉しさもあり、これで暑さ厳しい猛暑を乗り切ることができそうです。浜松にお越しの方は是非足を運ばれてみてください。
炭焼鰻はじめ
住所:岡県浜松市中央区雄踏町宇布見9690
TEL:053-570-8075
営業時間:11:00〜14:30(L.O.13:45)、17:00〜20:30(L.O.19:45)
定休日:月曜日
駐車場:店前6台・第二駐車場有
https://unagi-hajime.com/
2024年07月11日 07:59
夏は始まったばかりでも、今夏は酷暑が予想され、連日連夜30℃超えの猛暑が続いています。そんな中、気分だけでも涼もうと愛犬を連れて、夏の海岸沿いを満喫しながら伊良湖岬までドライブを楽しんだ休日。
浜松から伊良湖岬までの道中、最初に立ち寄ったのは、田原市南神戸町にある海岸で地元サーファーの人気スポットとなっている「谷ノ口海岸」へ。こちらの海岸の良い所は、トイレ水道を完備しているだけでなく、付近に綺麗な有料キャンプ場を完備していることから、サーフィンに限らずアウトドアも一緒に楽しめるのがポイント。
この日は週末にも関わらず、砂浜にひと気は少なく、サーフィンと釣りを楽しむ方がちらほらと見掛けられるだけで、のんびりと過ごせたため、車を停めて愛犬ショコラと砂浜をワンポ。
砂浜に降り立つのは初体験のショコラ。いつもと違う足裏の感覚を楽しみながら、気持ち良さそうに過ごします。
それでも波打ち際は少し怖いのか、腰が引け脚をすくませながら恐る恐る近付いてきました。
実際には強い日差しが照り付けているものの、波の音と風の音色を聴きながら見ているだけでも涼を感じます。
しばし、ワンポを楽しんだ後、脚が砂だらけになったショコラを抱えて車へ戻り、さらに西へ向かいましょう。
国道42号線ロングビーチ北信号からワシントン椰子並木を通り海岸へ下りると見えてくる「赤羽根大石海岸(太平洋ロングビーチ)」も有名なサーフポイントとなり、県内外から多くのサーファーが集い賑わいます。
こちらでは遠州灘に浮かぶ岩礁の「弥八島」も臨むことができ、頂きには弁天様が祀られており、ちょっとした撮影スポットにお勧めです。
ドライブ途中の小休憩に「道の駅 あかばねロコステーション」へ。こちらは全国的にも珍しくサーフショップを併設した施設となり、1階にはハワイアンカフェ&レストラン「LuLuMoana/ルルモアナ」があります。
ハワイアンミュージックが流れる店内は広々としており、観葉植物や地場野菜など名産品が立ち並び、土産物が揃います。
東屋の奥に広がる雄大な太平洋を望む見晴らしの良いロケーション。敷地が広いため、愛犬とのワンポにお勧めです。
伊良湖のオーシャンビューが楽しめ、地中海リゾートをテーマにした「伊良湖オーシャンリゾート」。
こちらの客室はペット同伴は無いものの、ホテル敷地内にあるペットハウスにて、小型犬〜中型犬までのペットは、1ケージ1泊 3,300円(税込)にて対応可能。
伊良湖岬を見渡す見晴らしの良い絶景ポイントとなる屋外プールも人気です。
伊良湖岬の観光&休憩スポットとして皆が足を運ぶ「恋路ヶ浜」に面する駐車場へ。
こちらは、2006年7月1日恋人の聖地として認定され、記念モニュメントとして「幸せの鐘」が設置されています。
駐車場には、活魚料理店「灯台茶屋」があり、岩牡蠣や大あさりの他、旬の新鮮な魚介類を使用した様々なメニューを取り扱われており、店先に設置されたビーチパラソルのテーブル席も人気です。
この日は、ワンコ同伴可のテラス席がある「Shammy's café/シャミーズカフェ」にてランチ。こちらは石窯ピッツァと手作りハンバーガーがいただけるカフェ。
海を眺めながら食事をゆったりと楽しむことができるため、デートにもお勧めです。
店内はカジュアルなソファ席を含むテーブル席となり、ファミリー層やカップルにも好まれる寛ぎの空間。店主手作りの石窯で焼くイタリアナポリ「Il Figlio del Presidente」仕込みのナポリピッツァや、国産牛肉100%の手作りパティが楽しめる本格ハンバーガーがあり、オーナーこだわりの珈琲豆を使用したドリップコーヒーを楽しむカフェとなります。
ワンコ連れの方は、正面入口ではなく、こちらの通路からテラスへ。
緑豊かなテラス席には、ブランコなどの遊具を設置した遊び場もあり、お子様にも喜ばれそう。トイレは店内にないため、駐車場に設置されている公共トイレを使用しましょう。
サンルーフ付きの席も用意されているため、直射日光を凌ぎながら食事が楽しめます。
テラス席に面した歩道を進み海岸へ降り立つと、美しく湾曲した白い砂浜を持つ「恋路ヶ浜」へ足を運べます。こちらは島崎藤村の椰子の実の詩の舞台として知られ、古くから伝わる男女の悲恋の伝説が名前の由来とされています。
トマトソースにニンニク、オレガノ、バジル、パルミジャーノ、オリーブオイルのシンプルなピッツァ・マリナーラ。もちっと香ばしい生地に、たっぷりのトマトソース、ニンニクを利かせた風味豊かな本格ピッツァ!
天然酵母で作る自家製バンズはもっちりとした食べ応えのあるバンズで、和牛100%の肉々しいパティでボリューム満点!ピクルスと揚げたての皮付きポテトが付いてきます。
ガツンと生姜を利かせた辛口の大人のジンジャーエールと共に楽しむランチと参りましょう。美味しそうな香りに釣られて、パン好きなショコラもこの表情♪
食後はテラスの遊具で遊びながら、まったりとしたひとときを楽しむことができました。
隣接する珈琲とバンス専門店の「清水珈琲店」では、週末のみ営業し、カフェで提供する珈琲とハンバーガーで使用する自家製バンズをテイクアウトで販売されています。
久しぶりに田原に出向いたため、懐かしのお宿となる老舗日本旅館「和味の宿 角上楼/Kakujoro」へ立ち寄り、現当主の上村 純士 (Junji Uemura)さんと次男坊のお坊ちゃんにご挨拶。
「角上楼」は、創業当時の趣を肌で感じる建物の風情を大切に守りつつも、幾度かのリニューアルを経てきた温故知新の旅館。こちらはワンコ同伴不可となりますが、看板猫がおり、猫好きな方にもお勧めのお宿。隣接する姉妹館「浪漫の宿 井筒楼」では、今後の展望として、一部屋をワンコ同伴可の客室に変更を検討されているとのことですので、その際には是非ともショコラとお世話になりたいと思います。
帰りの道中、田原名物を求めて、いつも立ち寄る田原市東赤石にある国道259号沿いの「道の駅 田原めっくんはうす」へ。
渥美半島の農家さんが生産する野菜や果物が直売される「畑マルシェ」が人気です。
私たちのお目当ては田原の特産品「アールスメロン(温室マスクメロン)」です。網目模様が美しく、一つの樹に一玉のみを残して作るメロンは品質の高さでも知られ、ジューシィーな果肉と贅沢な甘みが楽しめる一級品。
帰省する実家への手土産とし帰ります。夏の海と太平洋を望む癒しのロケーションと美味しいランチを満喫できた最高の休日。基本は外で過ごすこととなる夏のワンコ旅では、熱中症対策を万全にお出掛けを楽しみましょう!
Shammy’s café/シャミーズカフェ
住所:愛知県田原市伊良湖町古山2814-4
TEL:080-6917-6141
営業時間:11:00〜18:00
定休日:不定休
駐車場:有
テラス席:ワンコ同伴可
渥美半島「夏の海岸沿いを満喫!愛犬と共に伊良湖まで軽快ドライブ&カフェランチ」≫
カテゴリー │豊橋
夏は始まったばかりでも、今夏は酷暑が予想され、連日連夜30℃超えの猛暑が続いています。そんな中、気分だけでも涼もうと愛犬を連れて、夏の海岸沿いを満喫しながら伊良湖岬までドライブを楽しんだ休日。
浜松から伊良湖岬までの道中、最初に立ち寄ったのは、田原市南神戸町にある海岸で地元サーファーの人気スポットとなっている「谷ノ口海岸」へ。こちらの海岸の良い所は、トイレ水道を完備しているだけでなく、付近に綺麗な有料キャンプ場を完備していることから、サーフィンに限らずアウトドアも一緒に楽しめるのがポイント。
この日は週末にも関わらず、砂浜にひと気は少なく、サーフィンと釣りを楽しむ方がちらほらと見掛けられるだけで、のんびりと過ごせたため、車を停めて愛犬ショコラと砂浜をワンポ。
砂浜に降り立つのは初体験のショコラ。いつもと違う足裏の感覚を楽しみながら、気持ち良さそうに過ごします。
それでも波打ち際は少し怖いのか、腰が引け脚をすくませながら恐る恐る近付いてきました。
実際には強い日差しが照り付けているものの、波の音と風の音色を聴きながら見ているだけでも涼を感じます。
しばし、ワンポを楽しんだ後、脚が砂だらけになったショコラを抱えて車へ戻り、さらに西へ向かいましょう。
国道42号線ロングビーチ北信号からワシントン椰子並木を通り海岸へ下りると見えてくる「赤羽根大石海岸(太平洋ロングビーチ)」も有名なサーフポイントとなり、県内外から多くのサーファーが集い賑わいます。
こちらでは遠州灘に浮かぶ岩礁の「弥八島」も臨むことができ、頂きには弁天様が祀られており、ちょっとした撮影スポットにお勧めです。
ドライブ途中の小休憩に「道の駅 あかばねロコステーション」へ。こちらは全国的にも珍しくサーフショップを併設した施設となり、1階にはハワイアンカフェ&レストラン「LuLuMoana/ルルモアナ」があります。
ハワイアンミュージックが流れる店内は広々としており、観葉植物や地場野菜など名産品が立ち並び、土産物が揃います。
東屋の奥に広がる雄大な太平洋を望む見晴らしの良いロケーション。敷地が広いため、愛犬とのワンポにお勧めです。
伊良湖のオーシャンビューが楽しめ、地中海リゾートをテーマにした「伊良湖オーシャンリゾート」。
こちらの客室はペット同伴は無いものの、ホテル敷地内にあるペットハウスにて、小型犬〜中型犬までのペットは、1ケージ1泊 3,300円(税込)にて対応可能。
伊良湖岬を見渡す見晴らしの良い絶景ポイントとなる屋外プールも人気です。
伊良湖岬の観光&休憩スポットとして皆が足を運ぶ「恋路ヶ浜」に面する駐車場へ。
こちらは、2006年7月1日恋人の聖地として認定され、記念モニュメントとして「幸せの鐘」が設置されています。
駐車場には、活魚料理店「灯台茶屋」があり、岩牡蠣や大あさりの他、旬の新鮮な魚介類を使用した様々なメニューを取り扱われており、店先に設置されたビーチパラソルのテーブル席も人気です。
この日は、ワンコ同伴可のテラス席がある「Shammy's café/シャミーズカフェ」にてランチ。こちらは石窯ピッツァと手作りハンバーガーがいただけるカフェ。
海を眺めながら食事をゆったりと楽しむことができるため、デートにもお勧めです。
店内はカジュアルなソファ席を含むテーブル席となり、ファミリー層やカップルにも好まれる寛ぎの空間。店主手作りの石窯で焼くイタリアナポリ「Il Figlio del Presidente」仕込みのナポリピッツァや、国産牛肉100%の手作りパティが楽しめる本格ハンバーガーがあり、オーナーこだわりの珈琲豆を使用したドリップコーヒーを楽しむカフェとなります。
ワンコ連れの方は、正面入口ではなく、こちらの通路からテラスへ。
緑豊かなテラス席には、ブランコなどの遊具を設置した遊び場もあり、お子様にも喜ばれそう。トイレは店内にないため、駐車場に設置されている公共トイレを使用しましょう。
サンルーフ付きの席も用意されているため、直射日光を凌ぎながら食事が楽しめます。
テラス席に面した歩道を進み海岸へ降り立つと、美しく湾曲した白い砂浜を持つ「恋路ヶ浜」へ足を運べます。こちらは島崎藤村の椰子の実の詩の舞台として知られ、古くから伝わる男女の悲恋の伝説が名前の由来とされています。
「石窯ピッツァと手作りハンバーガーとジンジャエール」
「Marinara/マリナーラ」¥1,300
トマトソースにニンニク、オレガノ、バジル、パルミジャーノ、オリーブオイルのシンプルなピッツァ・マリナーラ。もちっと香ばしい生地に、たっぷりのトマトソース、ニンニクを利かせた風味豊かな本格ピッツァ!
「Shammy's Hamburger/シャミーズハンバーガー」¥1,330
天然酵母で作る自家製バンズはもっちりとした食べ応えのあるバンズで、和牛100%の肉々しいパティでボリューム満点!ピクルスと揚げたての皮付きポテトが付いてきます。
「大人のジンジャエール」¥380
ガツンと生姜を利かせた辛口の大人のジンジャーエールと共に楽しむランチと参りましょう。美味しそうな香りに釣られて、パン好きなショコラもこの表情♪
食後はテラスの遊具で遊びながら、まったりとしたひとときを楽しむことができました。
隣接する珈琲とバンス専門店の「清水珈琲店」では、週末のみ営業し、カフェで提供する珈琲とハンバーガーで使用する自家製バンズをテイクアウトで販売されています。
久しぶりに田原に出向いたため、懐かしのお宿となる老舗日本旅館「和味の宿 角上楼/Kakujoro」へ立ち寄り、現当主の上村 純士 (Junji Uemura)さんと次男坊のお坊ちゃんにご挨拶。
「角上楼」は、創業当時の趣を肌で感じる建物の風情を大切に守りつつも、幾度かのリニューアルを経てきた温故知新の旅館。こちらはワンコ同伴不可となりますが、看板猫がおり、猫好きな方にもお勧めのお宿。隣接する姉妹館「浪漫の宿 井筒楼」では、今後の展望として、一部屋をワンコ同伴可の客室に変更を検討されているとのことですので、その際には是非ともショコラとお世話になりたいと思います。
帰りの道中、田原名物を求めて、いつも立ち寄る田原市東赤石にある国道259号沿いの「道の駅 田原めっくんはうす」へ。
渥美半島の農家さんが生産する野菜や果物が直売される「畑マルシェ」が人気です。
私たちのお目当ては田原の特産品「アールスメロン(温室マスクメロン)」です。網目模様が美しく、一つの樹に一玉のみを残して作るメロンは品質の高さでも知られ、ジューシィーな果肉と贅沢な甘みが楽しめる一級品。
帰省する実家への手土産とし帰ります。夏の海と太平洋を望む癒しのロケーションと美味しいランチを満喫できた最高の休日。基本は外で過ごすこととなる夏のワンコ旅では、熱中症対策を万全にお出掛けを楽しみましょう!
Shammy’s café/シャミーズカフェ
住所:愛知県田原市伊良湖町古山2814-4
TEL:080-6917-6141
営業時間:11:00〜18:00
定休日:不定休
駐車場:有
テラス席:ワンコ同伴可
2024年04月02日 16:16
例年に比べ、暖冬の影響で全国的に桜・ソメイヨシノの開花宣言が遅れた今春。我が家にて袋井の美容室「SWITCH/switch+」のオーナー酒井夫妻が飼われているチワワンズと共に「佐鳴湖チワワ会」と称してお茶会を開催。
平日の昼下がりの午後、チワワのきなこちゃん(3歳♀)とわらびくん(2歳♂)を連れて、我が家に遊びに来てくれた酒井大輔さんと奥様の知子ちゃん。桜が満開であれば花見を予定していたのですが、生憎の開花遅れで春風も強いため、家中でのんびりとチワワンズと過ごします。
人見知りをあまりしないお利口な子たちで、すぐに我が家に打ち解けてくれたようで、匂いをクンクンしながら探検を楽しんでます。
クリクリのお目目にベロを出して、つい舌を仕舞い忘れてしまうわらびくんの愛くるしいお顔にメロメロ。
恒例の我が家ツアーを一通り終えたところでダイニングへ。お茶会ということで、今回はノンアルコールの集いとなります。
南国のフルーツであるパイナップルとパパイヤに苺と葡萄を合わせてミキシングし、少量の炭酸で割ったフルーツジュース。
我が家のゲストに一度は必ず提供するスペイン仕込みの「自家製バスクチーズケーキ」。口溶け滑らかな食感と濃厚ながらにレモンの酸味が後味をさっぱりとしてくれるクセになる一押しデザート。
「ブール三種(プレーン・苺・ココア)」
今年2024年1月にオープンしたばかりのパティスリー「PATISSERIE MIRAGE /パティスリーミラージュ」のザクほろ食感の「ブール三種(プレーン・苺・ココア)」と、「マンダリンオリエンタルバンコク」のタイ限定ローストココナッツチップスにチョコレートを纏わせた風味豊かなチョコココナッツ。
同じく「PATISSERIE MIRAGE /パティスリーミラージュ」のアーモンドを生地にたっぷりと練り込んだクッキー「アマンドサブレ」、洋酒を利かせたフルーツケーキ「ケークフリュイ」、コーヒーとキャラメルに胡桃をトッピングした「ケークキャラメル」を、今時期にぴったりな「WEDGWOOD/ウェッジウッド」の「ワイルドストロベリー」の器に添えて。
静岡ならではのブランド苺「紅ほっぺ」と「章姫」の食べ比べと大玉で酸味が少なく食べ応えのある「浜松ブルーベリー」を添えて。
我が家の定番・袋井の自家焙煎珈琲豆屋「まめやかふぇ」のコロンビア産「クレオパトラ」。苦味と酸味が程良くあり、バランスに優れたコーヒー。
美容師時代からの古い付き合いの酒井さんと昔話に話を咲かせながらも、話題はもっぱらワンズたちのこと。同じ犬種を飼っていることで、チワワ特有の習慣をはじめ共感できることが一杯です。
何事にも動じず、ちょっぴり臆病で大人しい男の子わらびくんを抱っこさせてもらうと、最初はビビってしまっているようでしたが、膝の上でマッサージしてあげるとまったりと寛いでくれました。
いつも仕事に忙しい酒井さんは、普段はワンズを奥様の知子ちゃんに任せてしまっているとのことでしたが、この日ばかりはワンズとの触れ合いを楽しんでいました。きなこちゃんもパパとの濃密なコミュニケーションに満足気。
我が家のショコラは人見知りはしないものの、実は男性がちょっぴり苦手で引き気味になります。でも、そのツンデレ具合が酒井さんのハートをくすぐるようで、徐々に慣れていっていました。
知子ちゃんに抱っこされて尻尾を振っては嬉しさを表現するも、近付き過ぎると前脚でシャットアウトするショコラ。相変わらずの天野邪気さとマイペース振りを発揮する我が家のお姫様。
大好きなフランス紅茶「MARIAGE FRERES/マリアージュフレール」の「MONTAGE D'OR/モンターニュ・ドール」。厳選茶葉の紅茶に、タイ・バンコクの黄金の三角地帯の果物ライチや熟れたマンゴー、ベンガルカリンのブーケが広がり、バラやベニバナ、キンセンカの花の香りが彩りを添える華やかな一杯。
ワンズと仲良くなるにはいつも時間のかかるショコラは、少し疲れを見せているものの、慣れてきたのか自分のテリトリーでまったり。
それでも近付けると、大人しいわらびくんにガウッと吠えてしまう始末。一人っ子(犬)の我儘振りが露見します。
距離感は微妙に縮まらないものの、何とか3匹並ぶチワワンズを写真に収めることができました。皆、本当に可愛い過ぎ!
酒井夫妻からは掛川の「赤ずきんちゃんのおもしろ農園」で栽培されている見事な大粒の苺を差し入れていただきました。箱を開けると芳醇な苺の甘〜い香りが部屋中に立ち上ります。素敵な差し入れをありがとうございます♪
我が家から徒歩数分圏内で目の前に広がる佐鳴湖へチワワンズを連れて佐鳴湖ワンポ。気温20℃と暖かい日和で、桜の開花も五分咲きと満開まで後もう一歩。
マイペースな我が家のショコラは、チワワンズに目もくれず、いつものワンポコースを黙々淡々と歩きます。
記念撮影しようとカメラを向けると「またですか?」、「早く撮ってくださいね」と言わんばかりの飄々とした顔付きです。
何とか我が子の良いショットを撮ろうと必死に親バカ振り丸出しで粘るも、しれーっとこの表情(笑)
あ、ようやく目を合わせてくれました!佐鳴湖の桜とショコラのショット2024年バージョン完成です!
満開は今週末といったところでしょうが、生憎の雨予報が出ています。来週あたり、どこかのタイミングで晴れ間を覗かせ、満開の桜の木の下でお花見できますように。酒井さん、知子ちゃん、きなこちゃん、わらびくん、また遊びに来てね♪
浜松・佐鳴湖「愛犬家の酒井夫妻とチワワ会」五分咲き桜時期の佐鳴湖ワンポとお茶会≫
カテゴリー │イベント
例年に比べ、暖冬の影響で全国的に桜・ソメイヨシノの開花宣言が遅れた今春。我が家にて袋井の美容室「SWITCH/switch+」のオーナー酒井夫妻が飼われているチワワンズと共に「佐鳴湖チワワ会」と称してお茶会を開催。
平日の昼下がりの午後、チワワのきなこちゃん(3歳♀)とわらびくん(2歳♂)を連れて、我が家に遊びに来てくれた酒井大輔さんと奥様の知子ちゃん。桜が満開であれば花見を予定していたのですが、生憎の開花遅れで春風も強いため、家中でのんびりとチワワンズと過ごします。
スムースコートチワワのきなこちゃん/ロングコートチワワのわらびくん
二匹は父違いの姉弟とのことで、お顔もそっくり!
人見知りをあまりしないお利口な子たちで、すぐに我が家に打ち解けてくれたようで、匂いをクンクンしながら探検を楽しんでます。
クリクリのお目目にベロを出して、つい舌を仕舞い忘れてしまうわらびくんの愛くるしいお顔にメロメロ。
恒例の我が家ツアーを一通り終えたところでダイニングへ。お茶会ということで、今回はノンアルコールの集いとなります。
「ミックスフルーツジュース」
南国のフルーツであるパイナップルとパパイヤに苺と葡萄を合わせてミキシングし、少量の炭酸で割ったフルーツジュース。
「自家製バスクチーズケーキ」
我が家のゲストに一度は必ず提供するスペイン仕込みの「自家製バスクチーズケーキ」。口溶け滑らかな食感と濃厚ながらにレモンの酸味が後味をさっぱりとしてくれるクセになる一押しデザート。
「ブール三種(プレーン・苺・ココア)」
「ブルーベリーチョコ」
「ローストココナッツチップス チョコレートがけ」
今年2024年1月にオープンしたばかりのパティスリー「PATISSERIE MIRAGE /パティスリーミラージュ」のザクほろ食感の「ブール三種(プレーン・苺・ココア)」と、「マンダリンオリエンタルバンコク」のタイ限定ローストココナッツチップスにチョコレートを纏わせた風味豊かなチョコココナッツ。
「ケークキャラメル」・「アマンドサブレ」・「ケークフリュイ」
同じく「PATISSERIE MIRAGE /パティスリーミラージュ」のアーモンドを生地にたっぷりと練り込んだクッキー「アマンドサブレ」、洋酒を利かせたフルーツケーキ「ケークフリュイ」、コーヒーとキャラメルに胡桃をトッピングした「ケークキャラメル」を、今時期にぴったりな「WEDGWOOD/ウェッジウッド」の「ワイルドストロベリー」の器に添えて。
「苺とブルーベリー」
静岡ならではのブランド苺「紅ほっぺ」と「章姫」の食べ比べと大玉で酸味が少なく食べ応えのある「浜松ブルーベリー」を添えて。
ラブリーチワワンズを抱っこして愛犬家の集い「チワワ会」に乾杯!
「まめやかふぇ/クレオパトラ」
我が家の定番・袋井の自家焙煎珈琲豆屋「まめやかふぇ」のコロンビア産「クレオパトラ」。苦味と酸味が程良くあり、バランスに優れたコーヒー。
美容師時代からの古い付き合いの酒井さんと昔話に話を咲かせながらも、話題はもっぱらワンズたちのこと。同じ犬種を飼っていることで、チワワ特有の習慣をはじめ共感できることが一杯です。
何事にも動じず、ちょっぴり臆病で大人しい男の子わらびくんを抱っこさせてもらうと、最初はビビってしまっているようでしたが、膝の上でマッサージしてあげるとまったりと寛いでくれました。
いつも仕事に忙しい酒井さんは、普段はワンズを奥様の知子ちゃんに任せてしまっているとのことでしたが、この日ばかりはワンズとの触れ合いを楽しんでいました。きなこちゃんもパパとの濃密なコミュニケーションに満足気。
我が家のショコラは人見知りはしないものの、実は男性がちょっぴり苦手で引き気味になります。でも、そのツンデレ具合が酒井さんのハートをくすぐるようで、徐々に慣れていっていました。
知子ちゃんに抱っこされて尻尾を振っては嬉しさを表現するも、近付き過ぎると前脚でシャットアウトするショコラ。相変わらずの天野邪気さとマイペース振りを発揮する我が家のお姫様。
「マリアージュフレール/モンターニュドール」
大好きなフランス紅茶「MARIAGE FRERES/マリアージュフレール」の「MONTAGE D'OR/モンターニュ・ドール」。厳選茶葉の紅茶に、タイ・バンコクの黄金の三角地帯の果物ライチや熟れたマンゴー、ベンガルカリンのブーケが広がり、バラやベニバナ、キンセンカの花の香りが彩りを添える華やかな一杯。
ワンズと仲良くなるにはいつも時間のかかるショコラは、少し疲れを見せているものの、慣れてきたのか自分のテリトリーでまったり。
それでも近付けると、大人しいわらびくんにガウッと吠えてしまう始末。一人っ子(犬)の我儘振りが露見します。
距離感は微妙に縮まらないものの、何とか3匹並ぶチワワンズを写真に収めることができました。皆、本当に可愛い過ぎ!
酒井夫妻からは掛川の「赤ずきんちゃんのおもしろ農園」で栽培されている見事な大粒の苺を差し入れていただきました。箱を開けると芳醇な苺の甘〜い香りが部屋中に立ち上ります。素敵な差し入れをありがとうございます♪
我が家から徒歩数分圏内で目の前に広がる佐鳴湖へチワワンズを連れて佐鳴湖ワンポ。気温20℃と暖かい日和で、桜の開花も五分咲きと満開まで後もう一歩。
マイペースな我が家のショコラは、チワワンズに目もくれず、いつものワンポコースを黙々淡々と歩きます。
記念撮影しようとカメラを向けると「またですか?」、「早く撮ってくださいね」と言わんばかりの飄々とした顔付きです。
何とか我が子の良いショットを撮ろうと必死に親バカ振り丸出しで粘るも、しれーっとこの表情(笑)
飽きてきたショコラは大あくび。
もう目は閉じてゆき、眠ってしまいそう。
あ、ようやく目を合わせてくれました!佐鳴湖の桜とショコラのショット2024年バージョン完成です!
ソメイヨシノはまだまだ五分咲き。
満開は今週末といったところでしょうが、生憎の雨予報が出ています。来週あたり、どこかのタイミングで晴れ間を覗かせ、満開の桜の木の下でお花見できますように。酒井さん、知子ちゃん、きなこちゃん、わらびくん、また遊びに来てね♪
2024年03月05日 08:14
デンマークやイギリスのビンテージを中心に、家具と雑貨を取り扱う「Learner’s/ラーナーズ」にて、2024/3/2(土)〜2024/3/11(月)まで、アートコレクター宿里博さんによる「ビンテージポスター展」とアーティスト・ヒナイジユズルさんによる「流木と動物彫刻 ヒナイジユズル展」を同時開催中。開催場所は、浜松は舘山寺街道沿いに佇む白い建物とサインが目印です。
ラーナーズオーナーの内藤慎一(Shinichi Naito)さんは、ビンテージ家具の販売経験とリペア・メンテナンスの技術を活かし、2007年5月30日に自宅前に待望の店をオープン。北欧ビンテージ家具は、その多くが高級木材として知られるチーク材が用いられており、その美しく深い褐色の色合いと木肌、そして繊細な木目が手に馴染みやすく、とても柔らかな印象を与え、長い年月を経て経年変化し、味のある雰囲気が安らぎを提供。
こちらでは、長い間使われてきたモノ、現在作られているモノ、これらを組み合わせて自分らしく楽しく暮らせるインテリアライフを提案するセレクトショップをコンセプトに、デンマークやイギリスのビンテージを中心に家具と雑貨(ビンテージと新品)を取り扱われています。
今回の展示会は、アーティストであるヒナイジユズルさんが流木の動物彫刻を昨年の夏から手掛けはじめて、初の展示販売会となり、今まで製作された10作品を展示し、北欧ビンテージ家具と融合。御本人は平日の午後14時以降は極力在店予定とのこと。
「レトロ」、「アンティーク」、「クラシック」な空間設計を得意とするデザイナーとして活躍しながら、自身のお店として複数のコンテンツを持つ「Apartment store」を立ち上げ、レトロ骨董店「黒鶫/curotugumi」、昭和クラシックな喫茶店「喫茶みちくさ」を運営する傍ら、流木を彫刻しアーティストとしての顔も覗かせ、多彩に活動中。
「流木と動物彫刻」は、流木の風合いのある「樹皮」、「割れ」、「枝振り」など、流木の自然な形を活かしながら、流木から得たインスピレーションを具現化し動物に見立て彫刻する作品です。こちら左手の流木は、自らの足で遠州の海辺へと出向き、時間を掛けて収集した手を加える前の流木の原型となります。
先日、世界126カ国以上の若手アーティストによる絵画・写真・彫刻を取り扱うオンラインギャラリー「TRiCERA ART」が主催する毎年恒例のアートイベント「100人10」にて、流木彫刻の初作品となる「牛」を出展されており、公募で選ばれた100点の作品に選出され、2024/2/9〜2024/2/14の間に一般公開にて販売。見事、購入者確定の通達を受け、初作品が嫁がれていきました。今も製作途中の作品もあるようですが、今回のように製作された作品のまとまった展示は今回が初。
「流木と動物彫刻」の今シリーズの前には、「あまり彫刻せず出来るだけ流木そのままの型で」をコンセプトに製作していた頃の作品からスタートされていますが、流木そのままの型では表現の幅の難しさを感じられ、今のスタイルへと変化していき、この作品たちが創り上げられています。
作品名「ダルメシアン」
木の根元の流木を活かして製作された「ダルメシアン」。こちらは流木の段階で犬の存在感をかなり放っていたようで、犬種の決めてとなったのは「耳の流木」とのこと。こちらの耳は、一切の加工も着色も無く、まさにダルメシアンの耳のためにあるかのような流木。本体の流木よりも、それ以外の耳や角などの流木パーツが重要になることが多々あるそうです。
公式Instagramでは、「山羊」の彫刻を施す前の原型の流木をアップされていますが、全く山羊の感じがないところからスタート。流木の表情を活かし、「この流木にはどんな動物が隠れているのか?」と見方を変え、しばらくの間は睨めっこ状態が続くそう。様々な案を模索していても、それがしっくりとこない場合は、別の流木にチェンジしたり。方向性が少し見えてくると、ざっくりとチョークで全体像を描き、その方向性が決まれば、ひたすら加工作業。なるべく流木の樹皮の雰囲を残しつつ彫刻しますが、その動物らしいフォルムラインは必ず表現するように削っていき、あえて荒々しい流木の表情を残したりも。そして着色工程に入ると一気に生命が宿り、最後に壊れた古い欅の座卓などをリメイクして支持台を製作し完成。
「インパラ」の特徴的な角を製作してみようとチャレンジされた作品。形状は流木そのものですが、角表面は全体に彫刻を施しています。インパラ本体は根っこの角度を利用し振り返り様を表現。
流木の樹皮のウネリが、くるくるとした柔らかな巻き毛を持つ「ボルゾイ」の毛並みに見立てられ、耳は別の流木をあしらい製作。細長い鼻の犬種である「ボルゾイ」の気品溢れる特徴も。
最初に流木と向き合った時は馬のようなシルエットが見えたようですが、ノーズ辺りが短かかったこともあり、ロバに変更。馬の彫刻はよく見かけますが、ロバの彫刻はあまり見ない気がし、そんなニッチなところもお気に入りとのこと。シュッとした馬よりも、ボテッとした感じが可愛い「驢馬」。頬辺りの茶色の毛並み部分の色は、今回着色せず流木本来の色。色の塗装もできるだけ流木そのままの深みのある色でやりたいようですが、彫刻部分との境目を分かりにくくするために、着色することが多いとのこと。耳は、別の流木を使用。海岸で見つけた時に「まさに耳」と思い手にした流木で、他の流木とはちょっと違う、変わった表皮で、とても印象の強い流木だったようです。その「耳」が上手くハマった作品となります。
左作品名「ドーベルマン」
元の流木の色合いが、黒い短毛の毛並みに見えたのをきっかけに「ドーベルマン」を発想。賢く逞しい印象がある犬種ですが、強さの中にも優しさが感じられるように表現。「ドーベルマン」は噛まれたり掴まれたりすることを防ぐためにも断耳するため、ピンとした立ち耳が印象的ですが、こちらは別の流木を取り付けています。着色はしていますが、形状の9割は未加工。この耳を見つけたこともあり、「ドーベルマン」をモチーフにしたとのこと。
立髪のような折れた断面が印象的だったため、「馬」をモチーフにした作品。流木を活かした部分は耳の節穴。丁度良い位置に節穴があり、それを耳に見立てるために、耳の形に削り出しています。眼の周りの流木の質感と立体感。グレーの肌の箇所は、ほぼ流木のままで、力強い「馬」の頬顎を感じる仕上がりに。耳後ろの大きな穴から額の亀裂に繋がった穴も、面白い仕上がりとなっています。リアルな馬を意識しながらもアンティーク木馬のイメージも取り入れられているとのこと。
流木の折れたささくれを活かし、獅子の立髪に見立て「獅子」を製作。厚みが薄い流木だったため、立体感を出すのに少し苦労されたようで、何度も何度も修正を繰り返して完成させています。流木に向き合う時間がとても長く、見立てが難しかった作品でもあるようで、流木の中に「獅子」が見えた瞬間の喜びは一入だったようです。
流木彫刻は、ただ一方向から観るよりも、360度の様々な角度から観ることで、その魅力がより大きく感じ取れます。「ダルメシアン」が御主人に向ける愛犬の暖かな眼差しを表現しているかと思えば、角度を変えることで、哀愁に感じたりと、角度もさることながら、その作品ごとに観る人の心持ちで変わることもありそうです。
流木に命を吹き込むように、「動物」という「生」ある題材ゆえに、眼の構造も大切にされており、一体毎に進化を遂げるよう、精魂込めて製作に臨まれているようで、その作品の殆どが片眼となります。
流木彫刻は、流木形状の都合ですべてを作り込めません。しかし、すべてを作りきらないからこそ生まれる「欠けた美」があると彼は云います。自然の経過によって生まれた質感や形状は唯一無二であり、だからこそ、二つと無い樹皮の表情や、角や耳などの流木枝も面白く感じるのだと。
スーッと流れるような横筋を「猪」の毛並みに見立て製作。胴体はないものの山々を駆け巡っているようにも伺えます。
納得行くように再製作し直した作品でもある「鷲」。流木彫刻のファンに、よく眼を褒められたり、「生きているみたい」と言ってもらうことが多く、天邪鬼な一面を持つ彼は、「その両方を表現しないとどうなるのか?」と気になり、流木動物の生命を奪い、眼を閉じさせてみようと思い立った作品。実験的に、「それでも流木彫刻作品として魅力が残るのか?」を疑問視し挑戦。ただ生命を奪うだけでは切なく思い、続く生命を「植物」という形で「生命のつながり」を表現した作品に。台座の流木との相性も見ものです。
〜樹木として生命が終わり流木になり、動物彫刻として新しい生命が宿り、
ネット上ではお目にかかっているものの実に10年振りに再会できた友人。流木彫刻を始めたきっかけや、これまでの作品が生まれるまでの経緯、そして、次なる展望に向かい取り組まれている様子も直接伺え、とても楽しいひと時を過ごせました。
定期開催されており、以前も伺った「ビンテージポスター展」も同時開催中。主催はもちろんアートコレクターである宿里博(Hiroshi Yadori)さん。
2002年にグラフィティアーティストのBanksy(バンクシー)がロンドン各地で開始した一連のステンシル壁画のポスター。
アートコレクターの他に、デザイナーとしてデザインを手掛ける宿里さんがパッケージデザインを施している「鈴木製茶」の「有機新城ほうじ茶」も販売中。高温で焙煎したお茶となり、カフェインが少なく、赤ちゃんからお年寄りまで、幅広い世代で楽しめる香ばしく後味スッキリのほうじ茶です。
今までは自分で買付や製作をして自分で販売する、自己完結的な仕事の仕方をしてきたというヒナイジユズルさん。しかし、流木彫刻を始めてからは、持ち運べる自身の武器ができたことで、積極的に外に出て、皆と絡んでいきたいと思うようになったとのこと。これは自分にとっては、とても大きな変化だと話してくれました。
今後はたくさんの彫刻作品を車に積み込み、全国各地に赴き、個展の旅に行くのが夢の一つにあり、海外進出も視野に入れられています。流木彫刻を始めたことで、今までは思うことがなかった、そんな夢を想い描くようになっているそうです。そんなアーティストとして活躍されるヒナイジユズルが手掛ける流木彫刻の作品が、ここまで一挙に見られる機会はそうありません。次回は東京・銀座での展示会を予定されておりますが、浜松近郊の方は、是非こちらに足を運ばれてみてください!
Learner’s/ラーナーズ
住所:静岡県浜松市中区富塚町3003-36
TEL:053-476-8571
営業時間:平日13:00〜20:00、土日:11:00~20:00
定休日:火曜日
駐車場:店前に有(無料)
ビンテージポスター展/流木と動物彫刻 ヒナイジユズル展
同時開催期間:3月2日(土)〜3月11日(月)
※期間中の3/5(火)は定休日
アートコレクター:宿里さんは開催中在店予定
アーティスト:ヒナイジユズルさんは平日14時以降は在店予定
https://www.learner-s.jp/
浜松・北欧ヴィンテージ家具「Learner’s」"流木と動物彫刻 ヒナイジユズル展”を開催中!≫
デンマークやイギリスのビンテージを中心に、家具と雑貨を取り扱う「Learner’s/ラーナーズ」にて、2024/3/2(土)〜2024/3/11(月)まで、アートコレクター宿里博さんによる「ビンテージポスター展」とアーティスト・ヒナイジユズルさんによる「流木と動物彫刻 ヒナイジユズル展」を同時開催中。開催場所は、浜松は舘山寺街道沿いに佇む白い建物とサインが目印です。
ラーナーズオーナーの内藤慎一(Shinichi Naito)さんは、ビンテージ家具の販売経験とリペア・メンテナンスの技術を活かし、2007年5月30日に自宅前に待望の店をオープン。北欧ビンテージ家具は、その多くが高級木材として知られるチーク材が用いられており、その美しく深い褐色の色合いと木肌、そして繊細な木目が手に馴染みやすく、とても柔らかな印象を与え、長い年月を経て経年変化し、味のある雰囲気が安らぎを提供。
こちらでは、長い間使われてきたモノ、現在作られているモノ、これらを組み合わせて自分らしく楽しく暮らせるインテリアライフを提案するセレクトショップをコンセプトに、デンマークやイギリスのビンテージを中心に家具と雑貨(ビンテージと新品)を取り扱われています。
普段使いできる日用品から、大切な人に贈るギフトまで、きっと掘り出し物が見つかるそんな空間。
今回の展示会は、アーティストであるヒナイジユズルさんが流木の動物彫刻を昨年の夏から手掛けはじめて、初の展示販売会となり、今まで製作された10作品を展示し、北欧ビンテージ家具と融合。御本人は平日の午後14時以降は極力在店予定とのこと。
アーティスト:ヒナイジユズル/Yuzuru Hinaiji
「レトロ」、「アンティーク」、「クラシック」な空間設計を得意とするデザイナーとして活躍しながら、自身のお店として複数のコンテンツを持つ「Apartment store」を立ち上げ、レトロ骨董店「黒鶫/curotugumi」、昭和クラシックな喫茶店「喫茶みちくさ」を運営する傍ら、流木を彫刻しアーティストとしての顔も覗かせ、多彩に活動中。
「流木と動物彫刻」は、流木の風合いのある「樹皮」、「割れ」、「枝振り」など、流木の自然な形を活かしながら、流木から得たインスピレーションを具現化し動物に見立て彫刻する作品です。こちら左手の流木は、自らの足で遠州の海辺へと出向き、時間を掛けて収集した手を加える前の流木の原型となります。
先日、世界126カ国以上の若手アーティストによる絵画・写真・彫刻を取り扱うオンラインギャラリー「TRiCERA ART」が主催する毎年恒例のアートイベント「100人10」にて、流木彫刻の初作品となる「牛」を出展されており、公募で選ばれた100点の作品に選出され、2024/2/9〜2024/2/14の間に一般公開にて販売。見事、購入者確定の通達を受け、初作品が嫁がれていきました。今も製作途中の作品もあるようですが、今回のように製作された作品のまとまった展示は今回が初。
「流木と動物彫刻」の今シリーズの前には、「あまり彫刻せず出来るだけ流木そのままの型で」をコンセプトに製作していた頃の作品からスタートされていますが、流木そのままの型では表現の幅の難しさを感じられ、今のスタイルへと変化していき、この作品たちが創り上げられています。
作品名「ダルメシアン」
〈彫刻と台座込みサイズ〉幅52 高さ58 奥行33cm
〈彫刻本体のみのサイズ〉幅52 高さ32 奥行33cm
〈8角台座サイズ〉22cm
〈重さ〉5kg
※作品に台座は含まれます
木の根元の流木を活かして製作された「ダルメシアン」。こちらは流木の段階で犬の存在感をかなり放っていたようで、犬種の決めてとなったのは「耳の流木」とのこと。こちらの耳は、一切の加工も着色も無く、まさにダルメシアンの耳のためにあるかのような流木。本体の流木よりも、それ以外の耳や角などの流木パーツが重要になることが多々あるそうです。
手前の作品名「山羊」
公式Instagramでは、「山羊」の彫刻を施す前の原型の流木をアップされていますが、全く山羊の感じがないところからスタート。流木の表情を活かし、「この流木にはどんな動物が隠れているのか?」と見方を変え、しばらくの間は睨めっこ状態が続くそう。様々な案を模索していても、それがしっくりとこない場合は、別の流木にチェンジしたり。方向性が少し見えてくると、ざっくりとチョークで全体像を描き、その方向性が決まれば、ひたすら加工作業。なるべく流木の樹皮の雰囲を残しつつ彫刻しますが、その動物らしいフォルムラインは必ず表現するように削っていき、あえて荒々しい流木の表情を残したりも。そして着色工程に入ると一気に生命が宿り、最後に壊れた古い欅の座卓などをリメイクして支持台を製作し完成。
奥の作品名「インパラ」
「インパラ」の特徴的な角を製作してみようとチャレンジされた作品。形状は流木そのものですが、角表面は全体に彫刻を施しています。インパラ本体は根っこの角度を利用し振り返り様を表現。
左作品名「ボルゾイ」
流木の樹皮のウネリが、くるくるとした柔らかな巻き毛を持つ「ボルゾイ」の毛並みに見立てられ、耳は別の流木をあしらい製作。細長い鼻の犬種である「ボルゾイ」の気品溢れる特徴も。
右作品名「驢馬」
最初に流木と向き合った時は馬のようなシルエットが見えたようですが、ノーズ辺りが短かかったこともあり、ロバに変更。馬の彫刻はよく見かけますが、ロバの彫刻はあまり見ない気がし、そんなニッチなところもお気に入りとのこと。シュッとした馬よりも、ボテッとした感じが可愛い「驢馬」。頬辺りの茶色の毛並み部分の色は、今回着色せず流木本来の色。色の塗装もできるだけ流木そのままの深みのある色でやりたいようですが、彫刻部分との境目を分かりにくくするために、着色することが多いとのこと。耳は、別の流木を使用。海岸で見つけた時に「まさに耳」と思い手にした流木で、他の流木とはちょっと違う、変わった表皮で、とても印象の強い流木だったようです。その「耳」が上手くハマった作品となります。
左作品名「ドーベルマン」
〈彫刻本体サイズ〉幅41 高さ34 奥行22cm
〈8角台座サイズ〉22cm
元の流木の色合いが、黒い短毛の毛並みに見えたのをきっかけに「ドーベルマン」を発想。賢く逞しい印象がある犬種ですが、強さの中にも優しさが感じられるように表現。「ドーベルマン」は噛まれたり掴まれたりすることを防ぐためにも断耳するため、ピンとした立ち耳が印象的ですが、こちらは別の流木を取り付けています。着色はしていますが、形状の9割は未加工。この耳を見つけたこともあり、「ドーベルマン」をモチーフにしたとのこと。
右作品名「馬」
立髪のような折れた断面が印象的だったため、「馬」をモチーフにした作品。流木を活かした部分は耳の節穴。丁度良い位置に節穴があり、それを耳に見立てるために、耳の形に削り出しています。眼の周りの流木の質感と立体感。グレーの肌の箇所は、ほぼ流木のままで、力強い「馬」の頬顎を感じる仕上がりに。耳後ろの大きな穴から額の亀裂に繋がった穴も、面白い仕上がりとなっています。リアルな馬を意識しながらもアンティーク木馬のイメージも取り入れられているとのこと。
作品名「獅子」
流木の折れたささくれを活かし、獅子の立髪に見立て「獅子」を製作。厚みが薄い流木だったため、立体感を出すのに少し苦労されたようで、何度も何度も修正を繰り返して完成させています。流木に向き合う時間がとても長く、見立てが難しかった作品でもあるようで、流木の中に「獅子」が見えた瞬間の喜びは一入だったようです。
流木彫刻は、ただ一方向から観るよりも、360度の様々な角度から観ることで、その魅力がより大きく感じ取れます。「ダルメシアン」が御主人に向ける愛犬の暖かな眼差しを表現しているかと思えば、角度を変えることで、哀愁に感じたりと、角度もさることながら、その作品ごとに観る人の心持ちで変わることもありそうです。
流木に命を吹き込むように、「動物」という「生」ある題材ゆえに、眼の構造も大切にされており、一体毎に進化を遂げるよう、精魂込めて製作に臨まれているようで、その作品の殆どが片眼となります。
表
裏
流木彫刻は、流木形状の都合ですべてを作り込めません。しかし、すべてを作りきらないからこそ生まれる「欠けた美」があると彼は云います。自然の経過によって生まれた質感や形状は唯一無二であり、だからこそ、二つと無い樹皮の表情や、角や耳などの流木枝も面白く感じるのだと。
作品名「猪」
スーッと流れるような横筋を「猪」の毛並みに見立て製作。胴体はないものの山々を駆け巡っているようにも伺えます。
作品名「鷲」
納得行くように再製作し直した作品でもある「鷲」。流木彫刻のファンに、よく眼を褒められたり、「生きているみたい」と言ってもらうことが多く、天邪鬼な一面を持つ彼は、「その両方を表現しないとどうなるのか?」と気になり、流木動物の生命を奪い、眼を閉じさせてみようと思い立った作品。実験的に、「それでも流木彫刻作品として魅力が残るのか?」を疑問視し挑戦。ただ生命を奪うだけでは切なく思い、続く生命を「植物」という形で「生命のつながり」を表現した作品に。台座の流木との相性も見ものです。
〜樹木として生命が終わり流木になり、動物彫刻として新しい生命が宿り、
生命が終わった「鷲」に植物が根付き、また新しい生命がつながる〜
ネット上ではお目にかかっているものの実に10年振りに再会できた友人。流木彫刻を始めたきっかけや、これまでの作品が生まれるまでの経緯、そして、次なる展望に向かい取り組まれている様子も直接伺え、とても楽しいひと時を過ごせました。
定期開催されており、以前も伺った「ビンテージポスター展」も同時開催中。主催はもちろんアートコレクターである宿里博(Hiroshi Yadori)さん。
宿里さんは、開催期間中は常時在廊される予定です。
「風船を持つ少女/Banksy(バンクシー)」
2002年にグラフィティアーティストのBanksy(バンクシー)がロンドン各地で開始した一連のステンシル壁画のポスター。
左ポスター「クレオール人ダンサー/Henri Matisse(アンリ・マティス)」
原画は1950年制作のHenri Matisse(アンリ・マティス)の切り絵。
フランス政府・観光局が制作したニースを誘致するためのリトグラフ・ポスターで、
版権はフランス政府が持っているため、現在では入手不可能となる貴重なポスター。
右ポスター「夢遊病人形/奈良美智」
日本青森県弘前市出身の画家・彫刻家・現代美術家である奈良美智のポスター。
マティスの原画作品を紹介した本も添えられています。
「新城ほうじ茶」
アートコレクターの他に、デザイナーとしてデザインを手掛ける宿里さんがパッケージデザインを施している「鈴木製茶」の「有機新城ほうじ茶」も販売中。高温で焙煎したお茶となり、カフェインが少なく、赤ちゃんからお年寄りまで、幅広い世代で楽しめる香ばしく後味スッキリのほうじ茶です。
展示会ということもあり、いつもより少し商品点数の多い賑やかな店内。
今までは自分で買付や製作をして自分で販売する、自己完結的な仕事の仕方をしてきたというヒナイジユズルさん。しかし、流木彫刻を始めてからは、持ち運べる自身の武器ができたことで、積極的に外に出て、皆と絡んでいきたいと思うようになったとのこと。これは自分にとっては、とても大きな変化だと話してくれました。
今後はたくさんの彫刻作品を車に積み込み、全国各地に赴き、個展の旅に行くのが夢の一つにあり、海外進出も視野に入れられています。流木彫刻を始めたことで、今までは思うことがなかった、そんな夢を想い描くようになっているそうです。そんなアーティストとして活躍されるヒナイジユズルが手掛ける流木彫刻の作品が、ここまで一挙に見られる機会はそうありません。次回は東京・銀座での展示会を予定されておりますが、浜松近郊の方は、是非こちらに足を運ばれてみてください!
Learner’s/ラーナーズ
住所:静岡県浜松市中区富塚町3003-36
TEL:053-476-8571
営業時間:平日13:00〜20:00、土日:11:00~20:00
定休日:火曜日
駐車場:店前に有(無料)
ビンテージポスター展/流木と動物彫刻 ヒナイジユズル展
同時開催期間:3月2日(土)〜3月11日(月)
※期間中の3/5(火)は定休日
アートコレクター:宿里さんは開催中在店予定
アーティスト:ヒナイジユズルさんは平日14時以降は在店予定
https://www.learner-s.jp/
2024年03月02日 08:58
古民家を改装して2017年にオープンし、ハード系のパンや食パンなど、素材の味を大切にしたリーズナブルなパンは、地元ファンに支持されている蒲郡の人気ベーカリー「パンビュセス」。
三河から蒲郡を抜けて浜松へ戻る途中、可愛い店構えに心惹かれ、パン屋と判るとその誘惑には勝てず、すかさずUターン。
こちらには、右手に小さなパン屋「パンビュセス」があり、その奥には友人が営む美容室&ネイルサロン「Hair & Nail らぷち」があり、駐車場は共有です。
午後15時を迎える頃にお邪魔しましたが、雨降りということもあってか、嬉しいことに選べる程度には残っています。
パン職人の御主人・山本邦夫さんは、修行時代に何度も渡仏しては勉強に励まれ、独立。以前はメガネを掛けられていたことから、店名のキャッチコピーに「メガネのパン屋さん」と名付けられ、店名の「パンビュセス」は「パン・ビュセス」ではなく、区切り無しの「パンビュセス」で、藤子不二雄の藤本弘による日本の読切漫画「カンビュセスの籤(※)」から文字って付けた造語とのこと。(※)「カンビュセスの籤」は終末戦争後の世界に身を置かれた男女の姿を通して、人間が生きることの意味を問う壮大なSF短編漫画作品。
どれにしようか迷い、パンを覗き込んでいると試食をお勧めしてくれました。御二人は御夫婦なのかお聞きすると、結婚を控えていらっしゃるようで、おめでたい限りです!
どのパンを見ても、顔付きが良く美味しそう。そして、何より驚きを隠せないのが、どのパンもとてもリーズナブルに設定されているその価格。気取った雰囲気もなく、パンのネーミングがシンプルで分かりやすいのも手に取りやすさを感じます。
持ち帰って翌朝も食べることを考慮しながらのパン選び、お勧めされたパンも手にしましたが奥様が可愛く営業上手(笑)
限られた商品ではありましたが、中でもふわふわで柔らかな「食パン」が一番人気とのことでしたので、翌朝のモーニングはこちらの「食パン」をいただきましょう。普通、パン屋でパンを6種類購入したら、¥2,000程度を予想しますが、こちらは何と合計金額が¥1,134と、思わず二度見してしまいました。毎日でも食べたいパン好きとしては有難〜い価格設定。
ふわふわと軽い食感のクロワッサンにチョコスティックを挟んだ「チョコクロワッサン」。小振りなサイズ感も丁度良い。
フランスパンのバゲットと同じフランス産の小麦粉を100%使用。ハード系といっても外は硬過ぎず、中はふわもっちり。つぶ餡は優しい甘さで、厚めのバターで甘塩っぱさがあり、満足度の高いおやつパン。
試食させていただいたこちらのパン。小麦の優しい香りと玄米と雑穀の食感、シンプルな味わいながらに、ふわふわで食事パンとしても食べやすさがあり、何より¥100という価格帯がコスパ高く、毎日食べるパンとしても優秀さを表しています。
奥様にお勧めされたもう一つがこちら「もちもちカスタード」。”もちもち”を強調されたネーミングですが、その期待を裏切らないもちもち感で、女子はきっと好きな食感。甘み優しいカスタードがたっぷり入っています。
一番人気の「もちもち食パン」のハーフサイズ。手に持つと、そのふんわりとした柔らかさが伝わってきます。軽くトーストしてみましたが、水分量が多くしっとりもっちもち。これは小さなお子様からお年寄りまで、幅広い層に愛される柔らかさ。
フランスパン生地に風味豊かなクルミと爽やかなオレンジを練り込んだパンは「Z型」。”お客様からは「S字のヤツ」ってよく言われるらしいのですが、よく見ると全部「Z型」です。”とお店専用のInstagramで語る御主人の呟きが、何処かパンに対する微笑ましい慈しみを感じます(笑)パンの説明はあまりない「パンビュセス」のInstagramですが、パン職人の御主人のお人柄には触れ合えるかもしれません♪
パンビュセス
住所:愛知県蒲郡市府相町2丁目358
TEL:0533-95-2778
営業時間:10時〜19時ぐらいまで営業
定休日:月曜、火曜
愛知・蒲郡「パンビュセス」古民家を改装!素材の味を大切にする人気ベーカリー≫
カテゴリー │蒲郡・西浦・寺部・吉良
古民家を改装して2017年にオープンし、ハード系のパンや食パンなど、素材の味を大切にしたリーズナブルなパンは、地元ファンに支持されている蒲郡の人気ベーカリー「パンビュセス」。
三河から蒲郡を抜けて浜松へ戻る途中、可愛い店構えに心惹かれ、パン屋と判るとその誘惑には勝てず、すかさずUターン。
こちらには、右手に小さなパン屋「パンビュセス」があり、その奥には友人が営む美容室&ネイルサロン「Hair & Nail らぷち」があり、駐車場は共有です。
午後15時を迎える頃にお邪魔しましたが、雨降りということもあってか、嬉しいことに選べる程度には残っています。
パン職人の御主人・山本邦夫さんは、修行時代に何度も渡仏しては勉強に励まれ、独立。以前はメガネを掛けられていたことから、店名のキャッチコピーに「メガネのパン屋さん」と名付けられ、店名の「パンビュセス」は「パン・ビュセス」ではなく、区切り無しの「パンビュセス」で、藤子不二雄の藤本弘による日本の読切漫画「カンビュセスの籤(※)」から文字って付けた造語とのこと。(※)「カンビュセスの籤」は終末戦争後の世界に身を置かれた男女の姿を通して、人間が生きることの意味を問う壮大なSF短編漫画作品。
どれにしようか迷い、パンを覗き込んでいると試食をお勧めしてくれました。御二人は御夫婦なのかお聞きすると、結婚を控えていらっしゃるようで、おめでたい限りです!
見るからにふわふわ食感を想像させるこちらのパンは「玄米と雑穀 国産小麦パン」。
どのパンを見ても、顔付きが良く美味しそう。そして、何より驚きを隠せないのが、どのパンもとてもリーズナブルに設定されているその価格。気取った雰囲気もなく、パンのネーミングがシンプルで分かりやすいのも手に取りやすさを感じます。
持ち帰って翌朝も食べることを考慮しながらのパン選び、お勧めされたパンも手にしましたが奥様が可愛く営業上手(笑)
限られた商品ではありましたが、中でもふわふわで柔らかな「食パン」が一番人気とのことでしたので、翌朝のモーニングはこちらの「食パン」をいただきましょう。普通、パン屋でパンを6種類購入したら、¥2,000程度を予想しますが、こちらは何と合計金額が¥1,134と、思わず二度見してしまいました。毎日でも食べたいパン好きとしては有難〜い価格設定。
我が家に戻り、「まめやかふぇ」の珈琲豆でコーヒーを淹れて、甘いおやつパンを摘みます。
「チョコクロワッサン」¥120
ふわふわと軽い食感のクロワッサンにチョコスティックを挟んだ「チョコクロワッサン」。小振りなサイズ感も丁度良い。
「あんバターフランス」¥190
フランスパンのバゲットと同じフランス産の小麦粉を100%使用。ハード系といっても外は硬過ぎず、中はふわもっちり。つぶ餡は優しい甘さで、厚めのバターで甘塩っぱさがあり、満足度の高いおやつパン。
「玄米と雑穀 国産小麦パン」¥100
試食させていただいたこちらのパン。小麦の優しい香りと玄米と雑穀の食感、シンプルな味わいながらに、ふわふわで食事パンとしても食べやすさがあり、何より¥100という価格帯がコスパ高く、毎日食べるパンとしても優秀さを表しています。
「もちもちカスタード」¥180
奥様にお勧めされたもう一つがこちら「もちもちカスタード」。”もちもち”を強調されたネーミングですが、その期待を裏切らないもちもち感で、女子はきっと好きな食感。甘み優しいカスタードがたっぷり入っています。
「もちもち食パン 1/2」¥220
一番人気の「もちもち食パン」のハーフサイズ。手に持つと、そのふんわりとした柔らかさが伝わってきます。軽くトーストしてみましたが、水分量が多くしっとりもっちもち。これは小さなお子様からお年寄りまで、幅広い層に愛される柔らかさ。
「クルミとオレンジ」¥240
フランスパン生地に風味豊かなクルミと爽やかなオレンジを練り込んだパンは「Z型」。”お客様からは「S字のヤツ」ってよく言われるらしいのですが、よく見ると全部「Z型」です。”とお店専用のInstagramで語る御主人の呟きが、何処かパンに対する微笑ましい慈しみを感じます(笑)パンの説明はあまりない「パンビュセス」のInstagramですが、パン職人の御主人のお人柄には触れ合えるかもしれません♪
パンビュセス
住所:愛知県蒲郡市府相町2丁目358
TEL:0533-95-2778
営業時間:10時〜19時ぐらいまで営業
定休日:月曜、火曜