牧之原「古民家カフェ とこ十和」築100年以上の風情と温もり溢れる空間にていただく和風膳

カテゴリー │牧之原




自然豊かな牧之原の片田舎で築100年以上の古民家を改築し、風情と温もり溢れる空間として息を吹き返し、人々が集う「古民家カフェとこ十和」。



牧之原市は静岡県中部の南端に位置し、雄大な駿河湾を望む温暖な地域となり、海や山、川に茶畑と自然に恵まれた大地となり、その豊かな自然溢れる片田舎に佇む築100年以上の平家の立派な古民家を改築し、昨年2020年11月に「古民家カフェとこ十和」として生まれ変わり、多くの地元メディアに取り上げられ話題を呼び賑わいを見せる素敵なお店!



店名の「とこ十和」とは、「永久(とこしえ)」と「永遠(とわ)」の二つの言葉を掛け合わせて名付けられており、どちらも長い永い時間のことを意味するため、築100年以上の古民家の持つ重厚感や質感、呼吸している自然素材の力強さや経年変化から生まれる味のある世界を体感してもらいながらも、店の在り方としては常に変わり続ける変化と挑戦をモットーに、“魂を引き上げる空間”として、多くの方に癒しを提供できることを願われてオープン!



大きな木枠の引き戸を開けると広々とした土間が広がり、6名がけの長テーブル席が設置され、ペンダントライトが暖かな明かりを灯す、木の温もり溢れる空間。座敷席を利用される方は、こちらで靴を脱ぎ大広間の店内へ。



カウンター前には牧之原しの名産品や地元の作家作品などが陳列され、手土産選びを楽しめるスペースが用意され、キッチンでのライブ感が楽しめるカウンター席は足を下ろせる座敷席となり、お一人様でも気軽に立ち寄れるお席となります!



オーナーシェフとなる山本功子さんは、この古民家が見える家で生まれ育ち、いつも大きなイチョウの木が色付く毎に綺麗だなと、御神木のようなそのシンボルツリーを見守っていたそうですが、今から数年前にその大きなイチョウの木が突然切られてしまったことに大変ショックを受けられます。そんな折、代々受け継がれ、長年に渡り大切に守り続けてきた邸宅は、既に30年以上は空き家となってしまっており、その当時当主であった飯田恵一郎さんの高齢化に伴い、管理が行き届かなくなりつつあったという深刻な事情を知ることとなり、「何とかこの立派な家を活かすことはできないものか」と意を決し、行動に出られたことがキッカケとなり、2018年12月に山本さんの手に引き渡り、古民家カフェへの夢を実現させていきます。



平家造りの古民家を再生するために、美しい空間と豊かな暮らしを提供する「住まい塾」の設計により、改築工事を島田市を拠点に古民家再生のプロとして活躍される工務店「WAKURASU富田工務店」の富田道明さんが受け持たれ、「可能な限り今現存する形を残し活用したい」という山本さんの強い意志を汲み取られ、約半年を要して完成の時を迎えています!



風合いは優しく肌に馴染みながらも、堅くて耐久性のある栗の木が床に用いられ、ぬくもりを感じる座敷席が広がります!



元は、この地の地主として知られ、代々村長として務められてきた飯田家の持ち物であった古民家は、創建1900年(明治33年)と古い歴史を持つ立派な邸宅。大工の手仕事により、現存する建具などを全て綺麗に直して再生されているため、何処か懐かしく、何処か温かい。



見事な彫りを見せる富士の山と鷹、松の木の欄間。



床脇の天袋に記された文字。読み取れる文字として「茶」の文字が目に付くことから、茶の心得でも詠んでいるのでしょうか?



ギャラリースペースも設けられており、こちらでは物販の商品や絵画などを飾ることが可能で、ワークショップやイベントなどを開催するためのレンタルスペースとしての貸し出しもされています!



冷たいお茶をいただきながら、静かで居心地の良い寛ぎを感じる長閑なひととき。



庭が望める縁側の窓を開けられているため、鳥の囀りや夏の香りと共に自然豊かな田舎の風景が楽しめます!



日替わりとなる「季節の和風膳」をオーダー!
この日は、主菜が「おろしハンバーグ」または「鯖の味噌煮」のどちらかを選択できたため、私たちは「おろしハンバーグ」を選択!


「季節の和風膳(おろしハンバーグ)」1,450円




あっさりとした味わいながらもボリューム感のある主菜のおろしハンバーグはミニサラダが添えられ、茄子と挽き肉の餡かけや出汁巻き卵、小魚と胡桃の佃煮、ほうれん草の胡麻和えと、手間を惜しまず丁寧に手作りされた副菜に、ご飯と汁物、甘味のゼリーとバランス良く並ぶ和風膳!


「ミニドリンク(コーヒーor紅茶:どちらもIce/Hot可能)
+ハーフケーキセット」400円


ミニドリンクとハーフケーキセットを追加し、食後にケーキセットをいただきます。この日のケーキは2種類の中から選ぶことができたため、それぞれどちらもオーダー!


「スライスリンゴのインビジブルケーキ」


甘さ控えめに作られたケーキでさらにハーフサイズということから罪悪感がないものの申し分ない食べ応え感があり、スライスしたリンゴをカスタードクリーム生地と共にミルフィーユ状に重ねて焼いたインビジブルケーキは断面も美しく、スライスアーモンドの香ばしさがアクセントに!


「スフレチーズケーキ」


レモンの酸味とサワークリームの爽やかさでさっぱりと仕上げているしっとりとしたスフレチーズケーキ!


「かりおもん ブレンドコーヒー」


コーヒーは、藤枝の自家焙煎珈琲豆店「かりおもん」のブレンドコーヒー豆を使用。松屋式にこだわり、丁寧にハンドドリップで抽出されており、中煎りのエチオピアモカと深煎りのグアテマラのブレンドで、香り高くコクが楽しめつつもスッキリとした味わいが楽しめます!



全開放された古民家カフェは密を感じることなく、コロナ禍という世知辛い御時世をふと忘れさせてくれる豊かな空間であり、心を落ち着け安らぐことができる、そんな場所。



木の香りに包まれ、オーナーの優しさに包まれた空間でのひとときは、田舎だからこそ味わうことができる贅沢な時間を感じられます。



帰り際、歳が近いオーナーシェフの山本功子さんとお話をさせていただくと、女性には珍しく高専出身という経歴をお持ちなことから、高専出の主人とも話が弾み昔話に花が咲いたり、私の実家である「食事処峰」の蕎麦を好んでくれており、今も通ってくださる常連様ということに驚き、さらには、お勤めされていたスタッフさんの一人に、私の小学校時代の後輩で同じ班行動していた御近所の子がいらして、「亜弥子さんには良く遊んでもらっていましたよ♪」と、覚えていてくれたことに衝撃を受け、「流石、地元。悪いことはできないわ」と思った日でもあります(笑)

ランチ以外にカフェタイムもあることから、実家に帰る際には立ち寄りたいと思えるお店がまた一つ出来ました!

古民家カフェとこ十和
住所:静岡県牧之原市中734番地
TEL:0548-28-7887
営業時間:11:00〜17:00、ランチ11:00〜14:00
定休日:日・月曜日
駐車場:店前に有
https://www.tocotowa2020.com/







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プリベンションクリニック
https://preventionclinic.tokyo/
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