菊川の「新日本料理 おぶね」さんで贅の極みフルコース♪

カケスタ★たかひろ

2012年07月23日 21:58



昨夜は菊川の「新日本料理 おぶね」の大将・高木 一樹さんから
結婚のお祝いでフルコースディナーのご招待をしてもらって
久々にゆっくりと高木さんの美味しい食事を楽しもうと
ホテルも予約し準備万端でお邪魔致しました!



お客様の希望や要望に限りなく応えようと
「料理」「接客」「空間」更には究極のおもてなしの心を大切にする為に
少し前から完全予約制度を始められたおぶねさん♪

今では多くの方々が
お祝い事や記念日などには欠かせない存在のお店になっています!



昨夜も早くから予約のお客様をお迎えする準備で大忙しの店内と
賑やかで明るいスタッフさん達の声が響き渡ります♪



高木さんに御好意に甘え
先ずは「生ビール」で乾杯をさせて頂きました♪

この日のフルコースディナーは高木さんのお任せでしたが
必ず苦手な食材を確認してくれるので安心ですね♪



「蒸しアワビのキャビア添え」

じっくりと数時間蒸したアワビは信じられないほどに柔らかく
キャビアの絶妙な塩加減によって更に味を引き立てています♪

肝もまた同じくして柔らかく珍味として味わえました♪



「松茸のクリームコロッケとソフトシェルの唐揚げ」

サクッと丸い衣を破ると
松茸の香りがふわっと感じられとろみが濃厚なクリームコロッケ♪

脱皮したばかりの新鮮な渡り蟹の唐揚げは殻ごと頂けるので
ピリッとスパイシーな山椒塩を振り掛けて頂きます♪



「甘々娘とジュンサイの冷製茶碗蒸し、雲丹を添えて」

夏の風物詩と言われるジュンサイに甘み食感共に良い甘々娘の組み合わせで
夏の暑い日にはピッタリの上品な冷製茶碗蒸し♪

雲丹の濃厚さも邪魔にならない所が高木マジック!

これほど贅沢な茶碗蒸しを未だかつて頂いたことがありませんね!



ビールの後は日本酒か迷いましたがスッキリと「白ワイン」にしました♪

和食の世界にもワイン、合うんですよね、本当に。



「鰻の蒸し物、もち米」

土用の丑の日が近いということで鰻を出してくれました♪

蒸し缶の中から取り出したばかりの熱々の鰻は香り良くふわふわで
もち米は申し分ない程のもっちり食感が楽しめます♪

炭水化物は完全に〆と思われそうですが
実は高木マジックはここでも存在し
コースの途中にほんの少量の炭水化物を入れることによって
お酒とのバランスも考慮してくれているんですよ!



「バズーカーのようなカメラは緊張しますね~♪」

と、カメラを向けられてお茶目な高木さん♪(笑)

高木さんは菊川出身なのですが
中学校を卒業してから上京し料理職人の道へ進まれて
バブル期に一斉風靡(古!)した
ウェイトレスがバニーちゃんの格好をしているという何ともバブリーな
会員制エスカイヤクラブの日本料理部門の職人として活躍されていたそうです♪

六本木でクラブ活動していたときに
アイリスのエスカイヤをよく使ったな~(笑)

エスカイヤクラブは道場 六三郎氏の流れを組んでいて
同じ職場には麻布かどわきの門脇 俊哉氏が先輩だったそうですよ(凄!)

菊川に帰省されてからおぶねさんをオープンされて
近隣にとんかつとしゃぶしゃぶのたわら屋さん、焼肉のたわら屋さん
焼き鳥のがやがやさんなど多店舗展開しています。

現在は系列店をスタッフに暖簾分けして
アドバイザーとして活躍されているそうですよ!



「お造り」

徳島の岩牡蠣、鰹、しめ鯖、鯛。

岩牡蠣は高木さん自らの目利きで、朝市場で仕入れた代物で
あまりの大きさに驚きを隠せないほどでした♪

海の恵みそのままと言った香りで
肉厚でジューシィーな牡蠣は一口でチュルリと頂きました♪

鰹も脂がのっていて、しめ鯖は優しく、鯛はプリップリの弾力です♪



中でも驚いたのがこちらのおつまみ♪

「あん肝の味噌仕立て」

和食の匠・道場 六三郎氏から伝授された秘伝のタレに漬け込み
ミディアムレアに煮込んだ肝は口に入れた瞬間にほのける舌触りは絶品です♪

味噌にプラスほのかにコチュジャンを利かせたタレで
おつまみに最高な当てとなるあん肝でした♪



「加茂茄子の揚げ出し、丹波地鶏、冬瓜、獅子唐、長芋、帆立貝」

帆立貝で取った贅沢な御出汁を使い
食材の旨味を最大限に味わえる優しい一品♪

お好みでバルサミコ酢に醤油とカシューナッツのソースに浸して頂くも良し♪



「新秋刀魚の塩焼き」

7月頭に出回る新秋刀魚、初物です♪
ふわっと肉厚な身と皮に感じる脂ののりも嬉しく、内臓のほろ苦さもまた旨し♪



お次は「赤ワイン」を頂きました♪



「天然鮎の塩焼きを白子と蓼の葉ソースで」

大好きな鮎を頭からガブリと堪能しました♪
白子のとろみを利かせ蓼の葉の爽やかさをプラスしたソースが
また香ばしい鮎を更に美味しくしてくれていました♪



目の前には「究極のロース三筋、松茸」が勢揃い♪



軽く炙る程度で頂くのですが
とろける肉質、甘み、コクの三拍子揃ったA5ランクの究極さを知ります♪

端休め的な存在としては贅沢な松茸の香り♪



おもむろに高木さんが取り出した釜にサマートリュフを
丸ごと1個贅沢に摩り始めましたよ!



〆には釜のご飯が見えないくらいのトリュフ(驚)

こちらは高木さんが修行中に出逢った兄弟子とも師とも仰ぐ
麻布十番の「麻布 かどわき」の店主、門脇俊哉氏から受け継いだ一品だそうですよ♪

見た目的にトリュフがこれだけ乗っていると
くどく思えてしまいそうですが、ところがどっこい!
香り良し、味良し、余韻最高!の全く隙の無い釜に脱帽です!



「トリュフご飯、赤出汁、香の物」



丁度、遅掛けにいらしたカウンターお隣に座られたお客様は
おぶねさんでいつも出されているメロンを卸されている
クラウンメロンの山下さんで高木さんに紹介してもらい記念にパチリ♪

山下さんの称号は487のクラウンメロンだそうです♪



「山下さんのクラウンメロン」

完熟には未だ少し早かったのですが
高木さんが折角ご本人がいらっしゃるので・・・と出してくれました♪

甘さ溢れるほどのクラウンメロンは本当に贅沢なフルーツの王様ですね♪



更にデザートで「青梅のゼリー、特製ミルク寄せ」を頂きました♪

爽やかな夏にピッタリなデザートです♪



他のお客様方がお帰りになる頃に高木さんからサプライズで
結婚祝いの花束を相方が頂きました♪



「まだお酒行けるでしょう?」

と、「芋焼酎ロック」で出してくれたので
そちらを楽しみながら、お手すきになった高木さんと暫し会話を楽しみました♪

すると高木さんからの提案で

「もう一軒ご馳走しますんで、是非!」



と、高木さんの愛車にみんなで乗り込みました!

以前からBMWの6カブリオレに乗られてたんですが
いつの間にかM6カブリオレに買い換えられてましたね(驚)



M6はやっぱり速いですね~♪

5リッターのV10エンジンは507馬力トルク53kg-mと高出力!

そんなM6でビューンと向かった先は・・・真夜中の焼肉!?

高木さん、本当に御馳走様でした♪

新日本料理 おぶね
菊川市加茂4948
TEL:0537-35-4030(完全予約制)
定休日:月曜日
営業時間:昼 11:30から14:00
夕食 17:30から23:00(L.O.22:00)
http://www.syusaiya-obune.com/

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