2025年01月12日15:16
佐鳴湖の我が家はアンティークの北欧家具や陶芸家の作家作品を置くサロンとして開放しており、直に観て触れていただき学ぶ場でもあります。今回、名古屋のミシュラン二ツ星のフレンチレストラン「Reminiscence/レミニセンス」の二番手の一人として活躍してきた江藤勇太(Yuta Eto)シェフが来浜した理由の一つとして、「北欧家具を見てみたい」と話してくれたことから、北欧家具の美しいデザインや職人技を間近で観賞していただき、歴史や背景についても学んでいただこうと、お招きした次第です。
デンマークの家具デザイン界を代表するハンス・ウェグナーが1949年にデザインした「Yチェア(CH24)」は、北欧モダンデザインの象徴的な作品です。その名前は、背もたれがY字型に交差している独特の形状に由来しています。フレームには高品質なオークやウォルナットなどの木材が使用され、座面はペーパーコードで手作業で編み込まれています。この軽やかでエレガントなデザインは、どんなインテリアにも調和し、ダイニングチェアやリビングのアクセントとして最適。機能性と美しさを兼ね備えたウェグナーのデザイン哲学が詰まったYチェアは、時代を超えて愛され続ける名作の一つです。
「The Chair(ザ・チェア)」にも腰掛けていただきました。 ウェグナーの名を世に広めた名作で、J. Fケネディ大統領がテレビ討論会で座った椅子で、 背中が楽にサポートされ、心地良い座り心地に関心し、 また自身が最も美しく見えたことから、「これぞ椅子の中の椅子、 特別な椅子」という意味で「The chair!」と呼んだことはあまりにも有名な話です。
ギャラリーには、デンマークを代表する家具デザイナー「フィン・ユール/Finn Juhl」の椅子をはじめ、富山の陶芸家である「釋永岳/Gaku Shakunaga」や木工作家ユニット「Shimoo Design」の作品を展示しておりゲストは自由に閲覧可能です。
フィン・ユール(Finn Juhl)は、デンマーク家具デザインの巨匠で、彫刻的な美しさと機能性を融合させた革新的な作品を生み出しました。その代表作「No.45」は、1945年に発表され、「世界で最も美しいアーム」を持つ椅子として知られています。独立した座面、背もたれ、アームが織りなす軽やかなデザインと、どの角度から見ても美しいプロポーションが特徴で、機能性を超えたアートピースとされています。この「No.45」は、現在「ハウスオブフィンユール」(旧ワンコレクション)によって、オリジナル図面を基に復刻されています。高品質のレザーやファブリックを使用し、細部まで忠実に再現された椅子は、現代の住空間にも調和します。木製フレームは山形県の朝日相扶製作所が製造を担当。日本の伝統的な木工技術を駆使し、フィン・ユールの流れるような曲線を見事に再現しています。デンマークのデザイン哲学と日本の職人技術が融合した「No.45」は、美しさと快適性を兼ね備えた逸品です。
飛騨高山の北欧家具メーカー「Kitani(キタニ)」より迎え入れたNo.53。フィン・ユールのNV-No.45と並ぶ名作のNV-No.53は、丸みのあるシートから延びるアームには装飾的な溝が彫られており、先端に行くにしたがって少し上向きにカーブを描く彫刻的な作品。暖かみのある煉瓦色のレザーと座面をファブリックに仕上げているコンビカラー。当時の仕様で馬の毛を用いたままの座面に腰を掛ければ、すっぽりと身体を包み込む優しいラインが体験できます。そして、 その美しいアーム部の先端の造形美は、まさに生き物の如く人を魅了するデザインです。
「Finn Juhl(フィン・ユール)/ ワンコレクション(one collection)
1949年に発表されたこちらの椅子は、フィン・ユールが自邸の暖炉の前でくつろぐためにデザインされたラウンジチェア。大きく優美で存在感のあるフォルムは、チーフテン(酋長:未開の部族の長)の名に相応しいデザインで、デンマークのフレデリック国王が展示会でお掛けになった椅子。チーフテン・チェアは、フィン・ユール自身が足を肘掛けに投げ出して座っている写真が残されており、身体をすっぽりと包み込むように腰掛けることができ、機能性と安定性が高いデザインとなります。
実際に、当時フィン・ユールが腰掛けていたように、肘掛けに足を投げ出して座っていただきました。
チーフテン・チェアの座り心地の良さは、座った人にしか分からない良さがあり、誰もがこの包容力の高さに魅了されてしまいます。
北欧家具に魅了された江藤くんも、いつかはフィン・ユールのBwana Chair France & Sonを、もしくはハンス J. ウェグナーのPP19/Papa Bear Chair(PP Mobler)を持ちたいと夢を語ってくれました。
谷俊幸氏が手掛けたペンダントライト「侖(ロン)」は、日本の伝統工芸と現代デザインを融合させた照明器具です。この作品は、水戸の提灯職人と駿河竹千筋細工の職人技術を組み合わせることで、繊細で美しい日本の美意識を表現しています。 シェードの素材には和紙と竹が使用されており、柔らかな光を通すことで、空間に温かみと落ち着きをもたらします。和紙の表面には水や汚れを防ぐ加工が施され、ひごには環境に優しいPET樹脂とでんぷん糊が使われています。これにより、耐久性と環境への配慮が両立されています。 「侖」は、和室だけでなく、ナチュラルテイストの洋室にも適しており、さまざまなインテリアスタイルに調和します。そのシンプルで洗練されたデザインは、現代の住空間においても違和感なく溶け込みます。また、天井に映し出される繊細な光と影のコントラストが、空間に独特の雰囲気を演出します。
イタリアを代表する建築家でありデザイナーでもあるカスティリオーニ兄弟が中心になり、1962年に創業したFLOS(フロス)。こちらのスタンドライト「Fantasma Piccolo」は、スカルパ兄弟によるデザインで、彫刻のような存在感を持つスタンドライトです。このランプは、内部構造が樹脂製のフレームで構築され、その上からコクーン樹脂をスプレーすることで独特の半透明な質感を生み出しています。点灯すると、光が全体に柔らかく広がり、空間を包み込むような温かみのある雰囲気を作ります。その彫刻的なフォルムと光の効果が、アートと実用性を融合させた逸品として高く評価されています。
「侖(ロン)」の柔らかな雰囲気と繊細なデザインに魅了された江藤くん。早速、購入リストに加えたようでした♪
J.L. Møllerの「Model.78」は、1962年に創業者であるニルス・オット・モラー(N.O. Møller)によってデザインされたダイニングチェアです。このモデルは、デンマークの伝統的な家具デザインを象徴する一脚として高く評価されており、J.L. Møllerは現在もダイニングチェアの名門ブランドとして知られています。「Model.78」の最大の特徴は、その滑らかで繊細かつ芸術的なフォルムにあります。曲線を多用したデザインは、見た目の美しさだけでなく、座り心地の快適さも追求されており、機能性と安楽性を損なうことなく完成されています。この優美なデザインは、ニルス・モラーの独創性と、同社が積み重ねてきた高い技術力の賜物です。また、「Model.78」に使用される木材は、厳選されたオークやウォールナットなど、高品質な天然素材が用いられています。丹念に仕上げられたフレームは、木目の美しさを引き立てるだけでなく、耐久性も兼ね備えています。一つひとつ手作業で製造されるこの椅子は、長年にわたって使い続けられる普遍的な魅力を持っています。
ギャラリーにて、北欧家具に直接触れ、実際に座ったりと体験してもらい、素材の質感や細部の作りを感じ取ってもらった後は、アンティーク家具に囲まれたダイニングで、ゆったりとコーヒータイムを楽しんでいただきましょう。
北欧のダイニングテーブルは、三段階の広さで伸長するオーバル型のエクステンションテーブルとなり、6脚設えたダイニングチェアは、「J.L. Møller(ジェイ・エル・モラー)/ Model.79とModel.83」を用意。天井高で吹き抜けの多い我が家は、達磨ストーブの活躍なくして暖は取れません。家は天然木をふんだんに用いているため、一度暖かくなると保温効果に優れています。
2月からは東京の三ツ星フレンチレストラン「Quintessence/カンテサンス」にて新しいスタートを切る江藤くん。普段は長期休暇をあまり取ることができない職種でもありますが、今回の休暇を利用して、気兼ねなく行ける一人旅がお好きということで、エジプトへの旅も予定されていました。旅から得られる経験値を糧に、次なる目標を目指されることでしょう。昨年はソムリエの資格も取得され、出逢った頃より一回りも二回りも成長されている江藤くん。未だ27歳とお若いのに、スキルアップだけでなく、ホノルルマラソン等も完走されるマラソンフリークな御両親の影響もあり、健康にも気を配り、日々のジョギングを欠かさず心身ともに鍛え上げ、新しい環境下で最高のパフォーマンスを出せるように準備中とのこと。
鰻を食した後のため、軽めの焼き菓子を用意。シェフパティシエにお出しするにはお恥ずかしい限りですが、自家製の「レモンケーキ」と「積奏/迎春お菓子 弥栄(いやさか)」のサブレを。
コーヒーは、袋井の自家焙煎珈琲豆屋「まめやかふぇ」の「ゴールデンマンデリン」を。
松島義典/Yoshinori Matsushima 氏は、1999年に「名古屋マリオットアソシアホテル」の製菓料理長に就任した後、2003年に世界最高峰の洋菓子の国際大会「クープ・デュ・モンド」の個人部門で1位を受賞した名パティシエです。各地で若手パティシエの育成に尽力され、2018年12月に久屋大通に自身の洋菓子店「グラシエ・イクス/GLACIER X」をオープン。
江藤くんからの素敵な手土産は、現在レミニセンスにてシェフパティシエとして活躍する森田陽介くんの師匠にあたる松島さんの焼き菓子たち。クオリティの高い焼き菓子で、至福のコーヒータイムとなりました。
だからこそ、自分が身を置く空間に丁寧に向き合うことは、自分自身を大切にすることと同じだと思っています。美しく心地良い空間こそが、豊かな日々と人生を育んでくれると私たちは信じています。我が家はいつでも大歓迎ですので、また足を運んでくださいね♪
Santé/サンテは日常に心地よさと洗練をもたらす健康的なライフスタイルを提案し健康・美容・運動・食事などに対して自分らしいバランス感覚を養うためのウェブマガジンです。
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最先端人間ドックで未来を予測し 長寿遺伝子を活性化するNMNや 幹細胞を用いた先進再生医療など 複合的な治療で老化因子を除去し美しい肌と健康的なカラダへと ワンストップであなたを導くペニンシュラ東京の会員制ラグジュアリークリニック。
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スキンクリニック 9ru
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浜松・佐鳴湖「フィンユール/Finn Juhl」北欧のアンティーク家具を観て触れて学ぶサロン≫
カテゴリー │浜松の生活
佐鳴湖の我が家はアンティークの北欧家具や陶芸家の作家作品を置くサロンとして開放しており、直に観て触れていただき学ぶ場でもあります。今回、名古屋のミシュラン二ツ星のフレンチレストラン「Reminiscence/レミニセンス」の二番手の一人として活躍してきた江藤勇太(Yuta Eto)シェフが来浜した理由の一つとして、「北欧家具を見てみたい」と話してくれたことから、北欧家具の美しいデザインや職人技を間近で観賞していただき、歴史や背景についても学んでいただこうと、お招きした次第です。
「Hans J. Wegner(ハンス・ウェグナー) / CH24 Yチェア」
デンマークの家具デザイン界を代表するハンス・ウェグナーが1949年にデザインした「Yチェア(CH24)」は、北欧モダンデザインの象徴的な作品です。その名前は、背もたれがY字型に交差している独特の形状に由来しています。フレームには高品質なオークやウォルナットなどの木材が使用され、座面はペーパーコードで手作業で編み込まれています。この軽やかでエレガントなデザインは、どんなインテリアにも調和し、ダイニングチェアやリビングのアクセントとして最適。機能性と美しさを兼ね備えたウェグナーのデザイン哲学が詰まったYチェアは、時代を超えて愛され続ける名作の一つです。
「Hans Jørgensen Wegner(ハンス・J・ウェグナー)/ The Chair(ザ・チェア)」
「The Chair(ザ・チェア)」にも腰掛けていただきました。
ギャラリー
ギャラリーには、デンマークを代表する家具デザイナー「フィン・ユール/Finn Juhl」の椅子をはじめ、富山の陶芸家である「釋永岳/Gaku Shakunaga」や木工作家ユニット「Shimoo Design」の作品を展示しておりゲストは自由に閲覧可能です。
「Finn Juhl(フィン・ユール)/ ワンコレクション(one collection) No.45」
フィン・ユール(Finn Juhl)は、デンマーク家具デザインの巨匠で、彫刻的な美しさと機能性を融合させた革新的な作品を生み出しました。その代表作「No.45」は、1945年に発表され、「世界で最も美しいアーム」を持つ椅子として知られています。独立した座面、背もたれ、アームが織りなす軽やかなデザインと、どの角度から見ても美しいプロポーションが特徴で、機能性を超えたアートピースとされています。この「No.45」は、現在「ハウスオブフィンユール」(旧ワンコレクション)によって、オリジナル図面を基に復刻されています。高品質のレザーやファブリックを使用し、細部まで忠実に再現された椅子は、現代の住空間にも調和します。木製フレームは山形県の朝日相扶製作所が製造を担当。日本の伝統的な木工技術を駆使し、フィン・ユールの流れるような曲線を見事に再現しています。デンマークのデザイン哲学と日本の職人技術が融合した「No.45」は、美しさと快適性を兼ね備えた逸品です。
「Finn Juhl(フィン・ユール)/ ニールス・ヴォッダー(Nils Vodder) No.53」
飛騨高山の北欧家具メーカー「Kitani(キタニ)」より迎え入れたNo.53。フィン・ユールのNV-No.45と並ぶ名作のNV-No.53は、丸みのあるシートから延びるアームには装飾的な溝が彫られており、先端に行くにしたがって少し上向きにカーブを描く彫刻的な作品。暖かみのある煉瓦色のレザーと座面をファブリックに仕上げているコンビカラー。当時の仕様で馬の毛を用いたままの座面に腰を掛ければ、すっぽりと身体を包み込む優しいラインが体験できます。そして、
「Finn Juhl(フィン・ユール)/ ワンコレクション(one collection)
Chieftain Chair(チーフテン・チェア)」
1949年に発表されたこちらの椅子は、フィン・ユールが自邸の暖炉の前でくつろぐためにデザインされたラウンジチェア。大きく優美で存在感のあるフォルムは、チーフテン(酋長:未開の部族の長)の名に相応しいデザインで、デンマークのフレデリック国王が展示会でお掛けになった椅子。チーフテン・チェアは、フィン・ユール自身が足を肘掛けに投げ出して座っている写真が残されており、身体をすっぽりと包み込むように腰掛けることができ、機能性と安定性が高いデザインとなります。
実際に、当時フィン・ユールが腰掛けていたように、肘掛けに足を投げ出して座っていただきました。
チーフテン・チェアの座り心地の良さは、座った人にしか分からない良さがあり、誰もがこの包容力の高さに魅了されてしまいます。
北欧家具に魅了された江藤くんも、いつかはフィン・ユールのBwana Chair France & Sonを、もしくはハンス J. ウェグナーのPP19/Papa Bear Chair(PP Mobler)を持ちたいと夢を語ってくれました。
手前「谷俊幸(TOSHIYUKI TANI)/ ペンダントライト侖 RON(ロン)」
谷俊幸氏が手掛けたペンダントライト「侖(ロン)」は、日本の伝統工芸と現代デザインを融合させた照明器具です。この作品は、水戸の提灯職人と駿河竹千筋細工の職人技術を組み合わせることで、繊細で美しい日本の美意識を表現しています。 シェードの素材には和紙と竹が使用されており、柔らかな光を通すことで、空間に温かみと落ち着きをもたらします。和紙の表面には水や汚れを防ぐ加工が施され、ひごには環境に優しいPET樹脂とでんぷん糊が使われています。これにより、耐久性と環境への配慮が両立されています。 「侖」は、和室だけでなく、ナチュラルテイストの洋室にも適しており、さまざまなインテリアスタイルに調和します。そのシンプルで洗練されたデザインは、現代の住空間においても違和感なく溶け込みます。また、天井に映し出される繊細な光と影のコントラストが、空間に独特の雰囲気を演出します。
奥「FLOS(フロス) / スタンドライト Fantasma Piccolo」
イタリアを代表する建築家でありデザイナーでもあるカスティリオーニ兄弟が中心になり、1962年に創業したFLOS(フロス)。こちらのスタンドライト「Fantasma Piccolo」は、スカルパ兄弟によるデザインで、彫刻のような存在感を持つスタンドライトです。このランプは、内部構造が樹脂製のフレームで構築され、その上からコクーン樹脂をスプレーすることで独特の半透明な質感を生み出しています。点灯すると、光が全体に柔らかく広がり、空間を包み込むような温かみのある雰囲気を作ります。その彫刻的なフォルムと光の効果が、アートと実用性を融合させた逸品として高く評価されています。
「侖(ロン)」の柔らかな雰囲気と繊細なデザインに魅了された江藤くん。早速、購入リストに加えたようでした♪
「J.L. Møller(ジェイ・エル・モラー)/ Model.78」
J.L. Møllerの「Model.78」は、1962年に創業者であるニルス・オット・モラー(N.O. Møller)によってデザインされたダイニングチェアです。このモデルは、デンマークの伝統的な家具デザインを象徴する一脚として高く評価されており、J.L. Møllerは現在もダイニングチェアの名門ブランドとして知られています。「Model.78」の最大の特徴は、その滑らかで繊細かつ芸術的なフォルムにあります。曲線を多用したデザインは、見た目の美しさだけでなく、座り心地の快適さも追求されており、機能性と安楽性を損なうことなく完成されています。この優美なデザインは、ニルス・モラーの独創性と、同社が積み重ねてきた高い技術力の賜物です。また、「Model.78」に使用される木材は、厳選されたオークやウォールナットなど、高品質な天然素材が用いられています。丹念に仕上げられたフレームは、木目の美しさを引き立てるだけでなく、耐久性も兼ね備えています。一つひとつ手作業で製造されるこの椅子は、長年にわたって使い続けられる普遍的な魅力を持っています。
ギャラリーにて、北欧家具に直接触れ、実際に座ったりと体験してもらい、素材の質感や細部の作りを感じ取ってもらった後は、アンティーク家具に囲まれたダイニングで、ゆったりとコーヒータイムを楽しんでいただきましょう。
北欧のダイニングテーブルは、三段階の広さで伸長するオーバル型のエクステンションテーブルとなり、6脚設えたダイニングチェアは、「J.L. Møller(ジェイ・エル・モラー)/ Model.79とModel.83」を用意。天井高で吹き抜けの多い我が家は、達磨ストーブの活躍なくして暖は取れません。家は天然木をふんだんに用いているため、一度暖かくなると保温効果に優れています。
2月からは東京の三ツ星フレンチレストラン「Quintessence/カンテサンス」にて新しいスタートを切る江藤くん。普段は長期休暇をあまり取ることができない職種でもありますが、今回の休暇を利用して、気兼ねなく行ける一人旅がお好きということで、エジプトへの旅も予定されていました。旅から得られる経験値を糧に、次なる目標を目指されることでしょう。昨年はソムリエの資格も取得され、出逢った頃より一回りも二回りも成長されている江藤くん。未だ27歳とお若いのに、スキルアップだけでなく、ホノルルマラソン等も完走されるマラソンフリークな御両親の影響もあり、健康にも気を配り、日々のジョギングを欠かさず心身ともに鍛え上げ、新しい環境下で最高のパフォーマンスを出せるように準備中とのこと。
鰻を食した後のため、軽めの焼き菓子を用意。シェフパティシエにお出しするにはお恥ずかしい限りですが、自家製の「レモンケーキ」と「積奏/迎春お菓子 弥栄(いやさか)」のサブレを。
コーヒーは、袋井の自家焙煎珈琲豆屋「まめやかふぇ」の「ゴールデンマンデリン」を。
「グラシエ・イクス/GLACIER X」の焼き菓子
松島義典/Yoshinori Matsushima 氏は、1999年に「名古屋マリオットアソシアホテル」の製菓料理長に就任した後、2003年に世界最高峰の洋菓子の国際大会「クープ・デュ・モンド」の個人部門で1位を受賞した名パティシエです。各地で若手パティシエの育成に尽力され、2018年12月に久屋大通に自身の洋菓子店「グラシエ・イクス/GLACIER X」をオープン。
<マドレーヌ>
発酵バター使用したリッチなテイスト、ほのかにオレンジが香り、ふんわりとした食感の王道の焼き菓子。
<フィナンシェ>
焦がし発酵バター使用し、アーモンドの香りとしっとりとした食感が特徴の焼き菓子。
<ケークマロン>
栗と胡桃、黒糖を生地に練り込んだ優しい味わいの中に、ラム酒が大人の風味を感じさせ、香ばしい胡桃が良いアクセントに。
<ケークピスターシュ>
イタリア産ピスタチオのペーストとダイスを生地に練り込み、キルシュで風味付けした上品なピスタチオのケーク。
江藤くんからの素敵な手土産は、現在レミニセンスにてシェフパティシエとして活躍する森田陽介くんの師匠にあたる松島さんの焼き菓子たち。クオリティの高い焼き菓子で、至福のコーヒータイムとなりました。
「自分が普段過ごす空間の質が、自分の人生の質を決める」
だからこそ、自分が身を置く空間に丁寧に向き合うことは、自分自身を大切にすることと同じだと思っています。美しく心地良い空間こそが、豊かな日々と人生を育んでくれると私たちは信じています。我が家はいつでも大歓迎ですので、また足を運んでくださいね♪
Santé/サンテは日常に心地よさと洗練をもたらす健康的なライフスタイルを提案し健康・美容・運動・食事などに対して自分らしいバランス感覚を養うためのウェブマガジンです。
WEB MAGAZINE SANTE
https://sante.style/
最先端人間ドックで未来を予測し 長寿遺伝子を活性化するNMNや 幹細胞を用いた先進再生医療など 複合的な治療で老化因子を除去し美しい肌と健康的なカラダへと ワンストップであなたを導くペニンシュラ東京の会員制ラグジュアリークリニック。
クリニック 9ru
https://9ru.tokyo/
スキンクリニック 9ruは大阪梅田で世界最先端のアンチエイジング・再生医療の知見を集約した完全会員制「CLINIC 9ru」の技術をもと、 医療レーザー脱毛器や美肌治療機器、オーガニックアートメイクなどを用いた施術を提供。
スキンクリニック 9ru
https://skin-9ru.jp/
NMNや幹細胞を用いた再生医療や美肌と痛みにアプローチします。話題のダーマペンやレーザートーニングなどの最新美容機器を導入し、医療脱毛やアートメイクも提供。
バイオスタイルクリニック銀座
https://biostyle.clinic/
バイオスタイルクリニック神戸
https://biostylekobe.clinic/
最先端の医療検査機器としてGE社製のMRIとCT、ガンをターゲットとしたDWIBS検査、認知症リスクを数値化するエムビジョンヘルスなどを導入したVIP人間ドックで体の隅々まで「老化」の状態をチェックし、「がん」「脳・心疾患」「認知症」「生活習慣病」の疾患リスク評価、さらにITを駆使しモニタリングを分析して最適な治療やアドバイスを提案します。
プリベンションクリニック
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