「グラニーズバーガー」無農薬野菜農家が運営する三ヶ日駅舎内ハンバーガーショップ!

カテゴリー │カフェ・軽食浜松




天竜浜名湖鉄道三ケ日駅」の駅舎内にあるハンバーガーショップ「グラニーズバーガー Granny's Burger」へ!

天浜線」の通称で親しまれる「天竜浜名湖鉄道株式会社天竜浜名湖線」は、静岡県掛川市の「掛川駅」から浜松市天竜区の「天竜二俣駅」を経て、湖西市の「天浜線 新所原駅 (TH Shinjohara Sta.)」を走るローカル鉄道です!




この「天浜線」は、無人駅としての有効活用を図るため、様々な飲食店や物販店を駅舎内に誘致しているため、路線上にはグルメスポットが点在し、今や「天浜線」は「グルメ路線」としても知られ、地元民をはじめ、多くの観光客にも人気のスポットとなります!



この日は、来月浜名湖周辺で開催予定の恒例行事「Maserati ツーリング」の下見ドライブに出向いており、途中「三ヶ日駅」の駅舎内にあるハンバーガーショップ「Granny's Burger(グラニーズバーガー)」で遅めのランチタイム!



国の登録有形文化財にも登録されている「天浜線・三ケ日駅」は、昭和の良き時代の趣のある雰囲気が素敵!



上下線共に、1時間に1~2本しか走らない一両のローカル線ではありますが、学生たちや地元の方が通学や通勤に利用されている様子が伺え、丁度、上下線の列車がすれ違うタイミングに出会すことができ、鉄道員の赤旗を振る姿が印象に残ります!



実は「天浜線」には未だ乗車した事が無いため、いつか経験してみようと思っています!



店内へお邪魔すると、木のぬくもりを感じる居心地の良い雰囲気となり、17席のテーブル席が用意されています!



こちらでは、三ヶ日の特産品であるブランド牛の「三ヶ日牛」を用い、ご当地バーガーとして売り出している「三ヶ日牛バーガー」や、店名を冠した「グラニーズバーガー」などの人気メニューをはじめ、無農薬・無添加にこだわったグルメバーガーに出会えます!



「グラニーズバーガー」と「三ヶ日みかんサイダー&ポテト」のセット(単品1,130円+ドリンク280円+ポテト180円+税)

オープン当初から人気を誇る店名を冠した「グラニーズバーガー」は、牛肉100%の肉々しい自家製パティは厚みがあり、ふかふかのバンズからはみ出す程の厚切りベーコンやとろとろの黄身に仕上げた半熟目玉焼き、そして、瑞々しいスライストマトやシャキシャキレタスが入ったボリューム感満載のハンバーガーです!
バンズに添えられたピクルスと共にバーガーを貫くように指した串と一緒にバーガー袋をしっかりと抱えて、ガブリと一口!
大満足なボリュームながらに、無添加にこだわる味わいは優しさを感じ、胃もたれ知らずの自然派バーガーとなります!

オススメされた「三ケ日みかんサイダー」は三ヶ日で採れた三ヶ日みかんをたっぷり絞り、みかんの爽やかな風味と炭酸のすっきりとした味わいが楽しめるジュースです!



付け合せのポテトがホックホクで食感良くとても甘味を感じたため、糖度の高いジャガイモを使用されているのかと思いきや、使用しているこだわりの天日塩「ちきゅうの雫」のお陰とのこと!

天日塩「ちきゅうの雫」とは、生命が誕生した時の世界最古の生物ストロマトライトやジュゴンなど希少な生物が生息し、世界遺産にも登録されている生命の源とされるオーストラリア・シャークベイの海水を2年半以上天日干しした希少な100%天日塩で、身体喜ぶミネラルがたっぷりとなり、人工熱を加えないため、海の成分をそのままに得られ、体内で分解される中性塩なため、身体に負担がかからない自然塩だそうです!
この天然塩はミネラルの旨味が料理に深みを出すため、こちらのポテトも一際甘みを帯びて感じるようですよ!



「チーズバーガー」と「コーラ」のセット(単品830円+ドリンク180円+税)

シンプルに大好きな「チーズバーガー」は、自家製パティにとろけるチーズの絵面が堪らなく食欲をそそります!
この厚みなら女性でも食べやすいサイズ感となるでしょう!(笑)



現オーナーの長谷川 乾 (Kan Hasegawa)さんは、日本でも有数のIT企業「株式会社サイバーエージェント [CyberAgent]」の創業メンバーであり、20代を駆け巡る人生を歩み、世界中を放浪し多くの刺激と経験を得た後に、移住先を探し求めていたところ、2016年に浜名湖湖畔の物件や環境を気に入り、此処を終の棲家にしようと奥様の長谷川実香さんと共に、夫婦で移住を決意!



移住後は IT畑から農家に転身され、農家直販ストア「MARU FARM - まるファーム」を立ち上げ、 農薬・化学肥料は一切不使用で循環を意識した野菜づくりにこだわり、無農薬野菜を栽培しています!

縁あって、農業を営む傍ら、2018年5月より「Granny's Burger(グラニーズバーガー)」初代オーナーの後を引き継ぎ、現在に至るとのこと!



入店早々、毎度の事ですが地元民に思われなかったようで「ご旅行中ですか?」と気さくに声がけしてくれてた奥様の実香さんと直ぐに打ち解け、うちの旦那様と共通点が多く、世界中を放浪されたオーナーの乾さんを交えて、東京話や旅話で話が弾み、気付けばかなりの長居をしてしまい、とても楽しい時間を過ごさせていただきました!



駅前の銅像に寄り添う愛らしい猫ちゃんの姿も平和でほっこり気分!
浜松近郊にお越しの際はローカル鉄道「天浜線」の「グルメ路線」を是非お楽しみください!

Granny's Burger(グラニーズバーガー)
住所: 静岡県浜松市北区三ヶ日町三ヶ日1148-3(三ヶ日駅舎内)
TEL: 053-525-2202
営業時間:10:00~16:00(L.O. 15:30)※金・土・日・祝日のみ営業
定休日: 月曜日〜木曜日(祝日は営業)
駐車場:有
https://www.facebook.com/grannys.mikkabi/





 

「パスレル」新メニュー登場!カフェのような居心地の良さで楽しむお得なフレンチ!

カテゴリー │フレンチカフェ・軽食浜松




浜松・佐鳴台のオレンジストリート沿い「サーラプラザ佐鳴台」内に誕生したフレンチ&カフェレストラン「Passe Relle(パスレル)」にて、新たに誕生したメニューのフレンチコースランチへ!



昨年2019年の11月から1ヶ月間のプレオープン期間を経て、12月1日にグランドオープンを迎えた今、新たにフレンチコースがスタートしており、プリフィックススタイルのフレンチコースが1,800円と、超お得感のあるコースを提供されています!




こちらの運営は、街中のワインバー「Beige(ベージュ)」や「浜松科学館カフェ」を営む山内 基司 (Yamauchi Motoji)くんの新店舗店となり、ヨーロッパで修行後に某有名店で経験を積まれたフランス料理人の加藤 慎也 (Shinya Kato)シェフを招き入れオープンさせたレストランとなります!



「Passerelle(パスレル)」とは、フランス語で「橋」を意味しており「ここでの料理を通じて人や地域、生産者の方々との架け橋(Passerelle)となれるような店作りを目指したい!」と、加藤シェフたっての希望で名付けられた店名!



昼は自然光が降り注ぐ明るい店内で、木の優しさが温かみを増す天井は高さもあり開放感に溢れ、白を基調としブルックリンカフェをイメージされたお洒落な空間となり、ランチ・ディナーが楽しめる他、カフェ利用も楽しめます!


「2 plat prix fiex(ドゥ・プラット・プリ・フィックス)」1,800円


ランチはプリフィックススタイルのコースメニューとなり、前菜・メイン共に日替わりとなり、2種類の中から選択する前菜と魚または肉料理のどちらかを選ぶメインに、パン、デザート、ドリンクが付いて1,800円と何とも嬉しい価格設定!



今回は前菜・メイン共にそれぞれのプレートをセレクトし、旦那様とシェアしています!


前菜「鴨 / レンズ豆」


火入れ後にスモークされている鴨は香ばしさが漂い、しっとりとした食感が楽しめ、添えられたレンズ豆は野菜のブイヨンで炊き上げ、良いアクセントになっています!
ビネガーの利いた自家製ドレッシングに、塩、胡椒、アーモンドの摩り下ろしを加えて味付けしており、浜松は「加藤農園」の野菜と磐田「富岡ファーム」のミックスリーフと、選りすぐりの農家野菜が楽しめる前菜で食べ応えもあるサラダです!


前菜「苺 / ビーツ」


ホワイトバルサミコを霧吹した苺に、オーブンで火入れしたビーツをビーツのキュイソンとオレンジジュースで味付けし、バターモンテしたソースに合わせています!
クリームチーズとオレンジの爽やかなガストリックソースにフルードセルとローズヒップパウダー、アリッサムの花で彩りを添えた見目愛らしく、ワインに合わせたくなるような大人感覚の前菜!


メインの魚料理「鰆 / 蕪 / 浜名湖青さ海苔」


身厚の鰆は皮面は香ばしさを感じさせるも、中はしっとりと攻めた火入れ状態で提供されていおり、蕪の自然な甘味を楽しめるピュレとフュメベースと青さ海苔の出汁を組み合わせることで優しい仕上がりに!
「加藤農園」のミニ蕪を添え、白と緑、黄の三色で一足早く春を感じさせる色合いも素敵です!


メインの肉料理「鶏ムネ / 加藤農園さんの野菜」


鶏胸肉は肉厚感を楽しめながらもしっとりとした食感となり、甘味の豊かな人参のクリームソースをたっぷりと付けて、焦がし玉葱パウダーや春菊オイルで頂きます!
「加藤農園」の野菜は、香ばしく焼き上げ甘味を引き出した白菜と食感の良い小ジャガイモ、根っこまで美味しいミニ人参が添えられます!


デザート「ガトーショコラ」


どっしりとした生地で濃厚な味わいのガトーショコラは、滑らかな生クリームと酸味のあるフランボワーズソースと楽しみ、コーヒーとの相性も抜群です!


ドリンク「コーヒー」


嬉しいことにランチコースはドリンクもセットでこの価格!



身体喜ぶ農家野菜にフレンチの技法を用いた色彩豊かなプレートをリーズナブルに楽しめ、テーブル席の間隔もゆったりとしているため、豊かな時間を過ごすに最適なフレンチ&カフェレストラン!

フレンチ&カフェレストラン Passerelle(パスレル)
住所:静岡県浜松市中区佐鳴台1-11-5(サーラプラザ佐鳴台内)
TEL:053-555-6295
営業時間:ランチタイム11:00~14:00(L.O.13:30)カフェタイム14:00~17:00、ディナータイム18:00~21:00(L.O.20:30)
定休日:水曜日、年末年始
駐車場:42台、第2駐車場16台





 

飛騨牛と浜名牛の食べ比べ!我が家の定番正月料理「すき焼き SUKIYAKI」

カテゴリー │おうちでクッキング




正月の我が家の食卓には毎年恒例で「すき焼き(SUKIYAKI)」が登場します!

牛肉は県違いで2種用意し、肉の芸術品と言われる岐阜県産の黒毛和種「飛騨牛肩ロース肉薄切り(A5)」と地元浜松は三ヶ日の「井口牧場」遠州育ち「浜名牛肩肉薄切り」で食べ比べしたいと思います!


わたし達夫婦は普段はジビエ肉を好みますが、「牛、豚、鶏」の好きな肉順位を言うと「鶏>豚>牛」と並び、外食の際に焼肉以外で「牛肉」を選択することは稀なため、1年に数回しか口にしない「牛肉」ですが、正月の「すき焼き」は何故か定番となっております!

朝昼兼用の食事であったため、早めの夕食となるよう支度を済まし、先ずは「YEBISU(エビスビール)」で乾杯!



岐阜県産黒毛和種「飛騨牛肩ロース肉薄切り(A5)」×「釋永 岳 (Gaku Shakunaga) gen 台皿 Φ300」
岐阜県を代表する銘柄牛「飛騨牛」は、とろける程の極上霜降り肉となり、肩ロース肉のきめ細かな脂と甘さ、上品に極薄でスライスされているため、柔らかく滑らかな舌触りで上質な味わいが楽しめます!



静岡県産の三ヶ日「井口牧場」遠州育ち「浜名牛肩肉薄切り」×「釋永 岳 (Gaku Shakunaga) リバーシブル石皿 Φ310」
三ヶ日の「井口牧場」では、敢えて脂身がしつこくない交雑種(和牛 × 乳用種)を育てられており、乾燥させた三ヶ日みかんの飼料を年中たっぷり与えて育てられているため、愛情とビタミンたっぷりで育った牛たちは瑞々しい毛並みを持ち、弾力感溢れる上質な肉質が楽しめます!



肉は一枚一枚丁寧に、軽くしゃぶしゃぶするだけで良い色合いに染まります!



溶き卵に絡めれば、柔らかく滑らかな舌触りと口溶けが楽しめます!



「すき焼き野菜」×「釋永 岳 (Gaku Shakunaga) áge Φ320」
すき焼きの野菜は、白菜、白葱、人参、どんこ(丸型肉厚の乾燥椎茸)、春菊、焼き豆腐など!
牛肉の脂が溶け出した煮汁がたっぷりと染み込んだ野菜の旨味は格別です!



「白キムチ」×「釋永 岳 (Gaku Shakunaga) áge 薄鉢 Φ240」
我が家の食卓に並ぶ定番漬物で、白菜、胡瓜、人参の千切りに塩昆布と鷹の爪を合わせ 「浅漬けの素白キムチ」で漬けたものですが、季節柄、柚子皮と柚子果汁を加えるのもお勧めです!



「蕪の甘酢漬け」×「釋永 岳 (Gaku Shakunaga) gen 薄鉢 Φ180」
白カブを1cmスライスにし、らっきょう酢と柚子皮、鷹の爪を合わせ一晩漬けた甘酢漬け!



「鮪の漬け丼」×「釋永 岳 (Gaku Shakunaga) gen 中鉢 Φ130」
鮪の中トロと中落ちを柚子醤油で漬けておいた漬け丼!
柚子の香りで脂がさっぱりと頂けます!



「いくら丼」×「釋永 岳 (Gaku Shakunaga) gen 中鉢 Φ130」
北海道産のいくら醤油漬けは、遠鉄百貨店のデパ地下で色々試食させていただき、一番好みの味わいであった100g 2,000円の物を購入!
大粒で程好い張りがあり、出汁と醤油のバランスが良く、浅く漬けられた上品な味わい!



「海鮮太巻き寿司」×「Shimoo Design下尾 和彦 (Kazuhiko Shimoo) / 下尾 さおり (Saori Shimoo) 浮様 丸皿Φ280」
金目鯛、平目、帆立、いくら、菜の花、沢庵を敷き詰めた太巻き寿司は、残った刺身をアレンジしてくれた旦那様の御手製です!



毎年楽しみにしているGACKT様の「芸能人格付けチェック」を観ながら、のんびりと過ごす至福の元旦ディナー!やっぱり我が家は落ち着きます!





 

2020年元旦は縁起物の御手製御節料理と御雑煮で迎え日本酒の黒龍で献杯!

カテゴリー │おうちでクッキング




新年を迎えた我が家の食卓では、本年も有難い事に友人の清水綾子鴨藤 菜奈子 (Nanako Matsui) 姉妹のお母様・計子さんが丹精込めて作ってくださった御節料理と我が家の御雑煮や握り寿司を楽しみながら、銘酒と共に献杯!



御節料理は、日本の懐石料理と同じくコース料理のようになっており、大きく分けると「祝い肴」、「口取り」、「焼き物」、「酢の物」、「煮物」の5種類があり、それぞれの料理に意味があります !


その品数は、一般におよそ20~30品にも及びますが、これを一品一品作るには本当に至難の技!

しかしながら、一般的に販売されている御節料理は、どうしても味が濃かったり、甘過ぎたりするため、苦手意識が強く購買意欲が遠退いてしまい、自作する年を過ごしていた折、毎年SNSにアップされていた友人・松井家の御節料理が、とてもバランス良く仕上げられており、上品で薄味が得意なお母様の御節は大変魅力的だったこともあり、昨年から御厚意でお裾分けをして頂いており、今年もちゃっかりと甘えてしまっています!

幸せを重ねるという意味から御節料理は、重箱に詰めるのが一般的ですが、我が家では、富山の大好きな陶芸家「釋永 岳 (Gaku Shakunaga)」の器に盛り込み、目でも楽しみながら、新年を謹んで迎えたいと思います!



「御節料理」×「釋永 岳 (Gaku Shakunaga) gen 大皿 Φ420」
松井家特製の御節料理は、お煮しめ、焼き豚、蒸し鶏、八幡巻、鶏肉の昆布巻き、田作り、鰤の照り焼き、焼き海老、バイ貝、酢だこ、紅白うずら卵、栗きんとん、黒豆、紅白かまぼこ、紅白なます(柚子器)、金柑の蜜煮、錦卵、伊達巻、数の子、酢蓮根、ラディッシュのいくら添え、と手間暇掛けてくださった素晴らしい品々が並びます!
こちらに大晦日に仕入れた伊勢海老と北海道産いくらを追加して完成です!

どの料理も手間の掛かるものばかりですので、一品頂く毎に、その一味ひと味を有り難く噛みしめるように味わいます!
何処か懐かしく、塩分少なめ、甘さ控え目で身体が喜ぶ料理たちを、旦那様と2人でしみじみと堪能!



「刺身の盛り合わせ」×「釋永 岳 (Gaku Shakunaga) áge Φ320」
金目鯛、真鯛、平目、鮪中とろ、中落ち、帆立、いくら、とり貝、ホッキ貝、つぶ貝と豪華な刺盛り!



「握り寿司」×「Shimoo Design下尾 和彦 (Kazuhiko Shimoo) / 下尾 さおり (Saori Shimoo) KAZARIDAI W500 × D90 × H30」
鮨好きが高じて、今は亡き鮨店の大将に認められ、カウンターで握らせてもらっていたという驚きの経歴も持つ旦那様が久し振りに握ってくれた握り寿司が登場!
鮪中トロ、生海老、平目、とり貝、帆立、ホッキ貝と、握りたてのお寿司に舌鼓!



「御雑煮」×「釋永 岳 (Gaku Shakunaga) gen 薄鉢 Φ220」
具材は、勇策くんと綾子さんがお住まいになる新築一戸建ての上棟式の餅まきでゲットした紅白の搗きたて餅と、大根、人参、どんこ(丸型肉厚の乾燥椎茸)、ほうれん草とシンプルに、素材別に味を染みわたらせながら下茹でして器に盛り付け、澄んだ鰹出汁ベースのスープを熱々の状態で注ぎ、柚子の香りを添えて!



「菜の花の胡麻和え」×「釋永 岳 (Gaku Shakunaga) gen 中鉢 Φ130」
一足早くお目見えの菜の花を和風出汁で下茹でし、胡麻和えでさっぱりと!



「赤カブの甘酢漬け」×「釋永 岳 (Gaku Shakunaga) gen 薄杯 Φ180」
赤カブを1cmスライスにし、らっきょう酢と柚子皮、鷹の爪を合わせ一晩漬けた甘酢漬け!



「黒龍 純米大吟醸」×「釋永 岳 (Gaku Shakunaga) 呑みすぎる杯 ゴブレット Φ7.5 × H7」
福井県「黒龍酒造」のスタンダードな大吟醸で、爽やかさがあり柔らかく、山田錦ならではの膨らみも感じられる上品な味わいが楽しめます!

先ずは、父の遺影前に飾ってある父が制作した盃に注ぎ、父と共に盃を交わしながら、2020年も家族皆が健康であることを願って献杯!



床の間を彩るのは正月用生花と「マセラティ 浜松」の親会社「GLION GROUP」より贈られてきた縁起皿。宮内庁御用達の窯元「深川製磁本店」の2020年「子」令和初春 雅びの舞です!



服喪中のため、新年の御挨拶は控えさせて頂きますが、皆様の益々のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます!





 

「蕎麦家おおもり」挽きたて打ちたて茹でたての絶品年越しそばで大晦日を締めくくり

カテゴリー │蕎麦・うどん




全国から選んだ玄そばを週替わりで粉を変えて打つ、極の蕎麦を提供している浜松は中島の「蕎麦家 おおもり」にて毎年恒例の年越しそばを頂き、2019年を締めくくりたいと思います!

こちらは、店主である大森正人さんが丹精込めて作られる手挽きの打ち立て蕎麦と奥様の三枝子さんが丹念に揚げられるサクサク食感であっさりとした味わいの天ぷらが美味しくいただけるお店です!


そもそも、大晦日に縁起をかついで蕎麦を食べる習慣は、江戸時代から始まり、以後、日本の文化として定着し「年越しそば」と言われてています!



蕎麦は長く伸ばして細く切って作る食べ物で、細く長くということから「健康長寿」、「家運長命」などの縁起をかついで食べるようになり、蕎麦は他の麺類よりも切れやすいことから「今年一年の災厄を断ち切る」という意味で、大晦日の晩の年越し前に食べる蕎麦のが一般的に多く聞かれます!

近年は「年越しそば」の代わりに「年越しうどん」や「年越しラーメン」、「年越しパスタ」なども多く存在しているようですが、皆さんはどの様な「年越し〇〇」を食べられましたか?



毎年大繁盛となるこの日の予約は不可となるため、敢えてお昼時間を避けて13時過ぎに来訪!

無論、店内は満席のため、駐車場の車内で1時間程待った後にいつものカウンター席へ!



慌ただしく戦場と化した厨房内の大森夫妻と暫く振りの御挨拶を済ませ、美味しい年越し蕎麦をいただくことに致しましょう!



店内は、10名ほどの座敷と4名ほどが腰掛けれるカウンター席とのこじんまりとしたお店となり、天井は高く、木の温もりが溢れ、ゆったりとした時が流れる空間!

一枚板のテーブルを囲む常連の方々の姿はいつものことですが、時折、噂を聞き付け県外組が遠方からわざわざ足を運ぶ一見さんの姿もちらほら見受けられ、蕎麦好きにはとても人気のあるお店!



「温とろろ」1,200円
わたしは寒い冬には決まって、温かい汁に真ん丸いお月様のようなこちらの「温とろろ」を頂きます!
出汁の優しさとおろし立てのとろろでまろやかになった蕎麦をズルッと流し込むと冷えた身体が温まり、ほっこりします!



「たべくらべ」1,200円
たべくらべは、せいろと挽きぐるみの田舎そばの2種類を一度に食べ比べできるお得な一皿!
本日のせいろは福井県の丸岡産を使用し、挽きぐるみの田舎二八は常陸秋そばを使用!
香り高く甘味のあるせいろと蕎麦の味わいを濃く感じる挽きぐるみの違いを楽しみながら頂きましょう!
蕎麦汁で頂く前に塩で頂くと、蕎麦本来の甘味や味わいが楽しめお勧めです!

本日も数多くの蕎麦を茹でたであろう大鍋には、とろみの利いた蕎麦湯がたっぷりで、〆に蕎麦湯を蕎麦猪口に入れて頂くと、身体の芯まで温まり、至福の時間が訪れます!



最後に店主の大森正人さんと奥様の三枝子さんと、食後に歓談しながら記念撮影!

御年72歳となる大森さんは、朝早くからのそば打ちで心身共に疲労困憊のようで、ここ最近は日々の営業にも限界を感じ始め、三枝子さんと店仕舞について真剣に話し合われる日もあるとのこと。しかしながら、常連さんからの「やめないでほしい」と懇願される度に、その想いは揺らいでしまっているそうです。

大森さんには、まだまだ打ち続けて欲しい気持ちはありますが、同じ蕎麦打ち職人として活躍した父を夏に失くしたわたしにとって、健康であること、長生きしていただくことが一番大切なこととなります!どうか御身体を大事にしていただいて、無理のない範囲で続けてくれることを願っています。

現在は、娘さんの旦那さんが休日を利用して手伝いながら、そば打ちの修行も始められているとのことですので、いつの日か、大森さんが引退を決意した暁には、娘さんの旦那さんが跡継ぎとしてお店に立たれることがあるのかもしれません!

大森さん、三枝子さん、今年も無事に「蕎麦家 おおもり」の蕎麦で1年を締めくくることができ本当に嬉しかったです! 2020年もどうぞ宜しくお願い致します!

皆様も2020年も変わらぬお付き合いの程、宜しくお願い致します! 良いお年をお迎えください!

蕎麦家 おおもり
住所:静岡県浜松市中区中島1-31-1
TEL:053-463-2879
営業時間:11:30~14:00
定休日:月、火曜日、金曜日(WEBサイトのカレンダーで御確認ください)
http://www12.plala.or.jp/sobaya/