浜松「パティスリーラヴェリテ」天使音マスクメロンを用いた贅沢なショートケーキをオーダー

カテゴリー │ケーキ・パン浜松





浜松は大平台にある人気のパティスリー「パティスリー・ラ・ヴェリテ(Patisserie La Verite)」へ!



スタイリッシュなデザインの外観に、うさぎが描かれたこちらの看板が目印です。店名の「ラ・ヴェリテ」とは、フランス語で「まごころ・真理」を意味し、パティシエが追求したお菓子をまごころを込めて提供したいと願い名付けられています。



フランス料理店のシェフパティシェなどを経験した実力派のオーナーパティシエシェフ幸田隆右(RYUSUKE KODA)さんは、専門学校を卒業後、「浜松すみれ屋」をはじめ、東京広尾にある老舗フランス菓子店「クレモンフェラン」、「新宿パークハイアットホテル」にて修業。その後、「目白お菓子教室」の講師を務め、西麻布グランメゾン「ザ・ジョージアンクラブ」にてシェフパティシエを務め上げ、2004年に浜松市にて「パティスリー・ラ・ヴェリテ」を開業。奥様と共にパティシエスタッフを抱え営業され、レストランで培われた柔軟な発想から生まれるケーキとして、季節限定の商品や定番商品などをはじめ、ケーキや焼き菓子を提供。我が家でも、普段使いから様々なイベントシーンで利用させてもらっている大好きなパティスリーとなります。



自然光が差し込む明るく温かみのある色調を基調とした店内。開店と同時に伺うと、目の前に広がるショーケースには20種以上のケーキが勢揃いし、輝きを放っています!



定番のマリエやジャンドゥーヤにサバラン、旬のフルーツを用いたタルトやケーキが並び、今時期が旬の苺もあり、色鮮やかなショーケースの前では、迷ってしまう方も多いはず!


贈り物や手土産ものにも便利な焼き菓子も愛らしいパッケージで販売されています。




今回、オーナーパティシエシェフの幸田隆右(RYUSUKE KODA)さんにお願いし、私たちが愛してやまない浜松の宝「天使音マスクメロン」をショートケーキにしていただくことにしました。素材を持ち込んで作って頂くという無茶振りにも関わらず、「様々なオーダーケーキにお応えしますよ」と、快く引き受けて下さいました(感謝)昨年行われた日本最大の洋菓子コンテスト「2022ジャパン・ケーキショー東京」では、幸田パティシエシェフの教え子でありスタッフの一員でもある鈴木香里さんが「第1部デコレーションケーキ部門 2類バタークリーム仕上げ」にて、見事、銅賞を獲得される快挙を成し遂げられています!基本に忠実な技術をはじめ、お客様が喜ぶ顔を見るために多様なリクエストに応えてくれるラ・ヴェリテさんにお任せすれば、間違いありません。



数日後、完成したとご連絡をいただき、受け取りに伺うと、そこには、生クリームをふんだんに使用し真っ白にお化粧した18cmの美しい「天使音マスクメロンのショートケーキ」が待っておりました♪


幸田さん、バレンタイン準備でお忙しい中のオーダーケーキ、有難う御座います!



我が家に持ち帰り、友人たちを招いてのお茶会を開催!



「天使音マスクメロンのショートケーキ」




芳醇な香りととろけるように滑らかなシルキーな舌触りで濃厚な甘味を誇り、他に類を見ない浜松の宝「天使音マスクメロン」に合うように、口溶け滑らかな生クリームに、ジンベースのリキュールにレモンの香りと優しい酸味、カスタードクリームを重ねた上品なショートケーキに仕上げてくれています!



「天使音マスクメロン」に合うように、大好きなブランド紅茶「TWG Tea」のパイナップルや地中海オレンジの果実の甘さがティーカップいっぱいに広がる華やかな紅茶「TEA PARTY TEA」を淹れて、至福の午後のひととき。



完熟メロンを用いたため、皆の第一声が「まるで飲めるケーキ!」と、大きな一口でペロリ!生でも美味しい「天使音マスクメロン」の新たな発見として、贅沢なショートケーキを堪能することができました♪

パティスリー・ラ・ヴェリテ(Patisserie La Verite)
住所:静岡県浜松市西区大平台3-11-14
TEL:053-485-3022
営業時間:10:00~19:30
定休日:火曜日、第1・第3月曜日
駐車場:有(無料)
http://laverite.sweet.coocan.jp/


 

誕生日旅行 in 軽井沢⑤「全国の紅葉ランキング上位でスワンレイクの愛称を持つ雲場池」

カテゴリー │長野




軽井沢の紅葉を求めて旅した2022年11月初旬の誕生日旅行。今回の旅の目的の一つでもある「紅葉」を見るためにやって来たのは、紅葉の名所として長野県では1位を獲得し、全国でも上位にランキングするほどに有名な「雲場池(KUMOBAIKE)」へ!

今回、宿泊した宿泊施設付きフレンチレストラン「オーベルジュ・ド・プリマヴェーラ(Auberge de Primavera)」から徒歩数分圏内であり、JR軽井沢駅からも2km圏内と好立地に位置しています。雲場池通りを歩き、目印は創作料理を提供するレストラン「雲場亭」の先。「雲場池」自体には駐車場がありませんが、周辺には有料駐車場があります。



「雲場池」は、軽井沢でも有名な観光スポットの一つとなり、大変混み合うため、朝の早い時間の散策がお勧めです。



「御膳水」からの清らかな水を水源とし、六本辻近くにある静かな池「雲馬池」。この湧き水は、江戸時代より水質が良く、量が豊富なため、本陣等に宿泊する武家諸大名・宮公家門跡の御膳に使用されたことから「御膳水」と呼ばれています。


雲場池MAP



紅葉は10月中旬〜11月上旬が見頃となり、訪れた日は天候にも恵まれ、まさに絶好の紅葉狩り日和!



「雲場池」は”スワンレイク”の愛称で親しまれ、地元では”お水端”と呼ばれ愛されています。



「雲場池」正面入口から入って直ぐの景色を前に記念撮影。「雲場池」はペット可となるため、ワンコ連れの方も多くいらっしゃいます。リードやトイレマナーなどをしっかりと守って、他の方に迷惑の掛からないように楽しく過ごしましょう。




春は新緑、秋は紅葉と素晴らしい景色が堪能でき、「雲場池」周辺は1周約1km程の遊歩道が用意されており、美しい景色を鑑賞しながらのんびりとした時間を過ごせます。池を半周するAルートは550m程で徒歩約10分、池を一周するBルートは1,050m程で徒歩約20分と老若男女が気軽に散策できるのも人気の一つ。



紅く色付く木々、木漏れ日の優しい光を浴びて、水面に映り込む自然の美しさにも魅了されてしまいます。


静かな揺らぎで水面を色濃く彩る紅葉の赤や黄色、緑のコントラストが癒しのひとときを与えてくれます。




ドウダンツツジやナナカマドにモミジと様々な色合いで色付きを見せ、まるで鏡のように映る水面。幸いにも、この日は風も無く、リフレクションスポットとして申し分のない見事な絶景を拝むことができました!


紅葉のトンネルをくぐりながら散策する「雲場池」の遊歩道。



落葉し、秋から冬を迎える準備が伺える木々の様子。



半周ルートの折り返し地点に差し掛かるところで、抜け感のある景色が広がり、一息付いて深呼吸。



遊歩道の途中にあるこの木橋を渡って対面側へ進めば半周ルートで帰れます。



木橋からの景観。



水面の煌めき。



ゆったりとした時間を感じる軽井沢らしさが存分に味わえる場所。



カルガモの親子なのか、はたまた夫婦なのか、寄り添って泳ぐ姿が印象的。



紅葉とカルガモ。



優雅に泳ぐ姿も、透き通る池を覗けば、一生懸命に足かく姿が愛おしく見えてきます。




半周ルートを選択したものの、愛犬ショコラの速度に合わせていると、徒歩10分の所を約30分程の時間をかけて、のんびりと歩くことになりますが、そんな時間もまた休日だからこその贅沢となります。


染まる落ち葉の絨毯をサクサクと小気味良い音を立てて歩く愛犬ショコラも楽しそう!




水面に落ちた紅葉は、時間の経過と共に水面下へ沈んでいってしまうため、紅葉が落ちる前に浮かんでいる様子もまた一興。


こちらは軽井沢に到着したその日に宿泊先から歩いて下見に立ち寄った際の夕刻時の「雲場池」の様子。水面一面に紅葉の絨毯が敷き詰められ、池の上とは思えぬ景色も壮観です!



時が止まったかのように水の中に閉じ込められ、アート作品のような紅葉たち。



秋の澄んだ青空と紅く染まる紅葉の共演。




朝食後の散策としては程良い距離の遊歩道となり、見事なまでの「雲場池」の紅葉を満喫。春から初夏にかけての新緑シーズンの「雲場池」もまた違った表情を見せ、清々しい景色を堪能できると聞いたため、その時期にもまた是非足を運べたらと思います♪

雲場池(KUMOBAIKE)
住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢
TEL:0267-45-8579
軽井沢公式サイト:https://www.town.karuizawa.lg.jp/


 

謹賀新年!京都祇園華舞監修の御節料理”富の舞”で迎える華やかな正月

カテゴリー │おうちでクッキング


【 謹賀新年 】


謹んで新春のお祝いを申し上げます。
皆々様におかれましては、清々しいお気持ちで新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は多くのお力添えを頂き誠に有難う御座いました。
我が家は今年も卯年に相応しい飛躍の年となるよう更なる努めて参る所存です。
皆様のより一層のご支援・ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げ、
新年の挨拶とさせていただきます。




新年を迎える今年の正月花は、「Hanakoubo Kitano(はな工房きたの)」でアレンジメントしていただき、若松、花梅、ピンポンマム、スプレーマム、スイトピー、トルコ桔梗、ストック、千両、満開の状態で出荷される希少な輪菊で大輪のブルーマムに竹結びが入り、松・竹・梅と出揃った大変縁起の良いアレンジメントとなっております。

松・竹・梅は「歳寒三友(厳寒三友)」と称され、寒い冬でも葉が枯れないため、その強さからお正月の「縁起物」として尊ばれ、その他にも菊や南天、千両、水仙など、古来より親しまれてきた正月の花材があり、それらを用いて迎える伝統的な正月花に和モダンなデザインを施し、今年の干支となる卯年の祝い凧を添えて。

厳しい寒波を迎えると予報されていた正月ですが、幸いにも好天に恵まれ、日中は暖かな陽射しを感じ、暖房器具を要さない心地良い元旦となりました。



朝から夫婦二人でキッチンに立ち、あれやこれやと準備に精を出すものの、今年は京都祇園「華舞」料理長:前田重博監修の御節料理をお取り寄せして楽をさせてもらい、いつもは陶芸家の器に盛り込む御節料理でしたが、今年は幸せを重ねるという意味を持つ重箱に詰められた本格的な御節料理を楽しみながら華やかな食卓を迎えます。


正月らしく紅白カラーをイメージし、差し色に金や黄色を入れ込み、彩りを意識した盛り付けを心掛けて。



「伊勢海老の刺し盛り」
器:「釋永 岳(Gaku Shakunaga) gen 大皿 Φ420」




昨年同様に伊勢海老を主役に盛り込んだ刺し盛りは、中央に丸ごと一匹の伊勢海老に金箔、鮪、鯛、生雲丹、いくら、サーモン、タコに、築地の出汁の利いた旨味溢れる玉子焼きを梅型に型抜きし、静岡産本山葵を添えた豪華なひと皿。


京都祇園「華舞」料理長:前田重博監修の御節料理「富の舞」


八坂神社の赤いろうもんを回り込む緩やかな坂道沿いに佇む、築100年余りの京町家を舞台に、祇園の華やかさを受け継ぐ懐石料理を提供される京都祇園「華舞」。その料理長を務められる前田重博さんが監修され、本格的な和風御節にこだわり、日本料理の伝統技術を用いて一品一品丹精込めて腕を振るわれた豪華な御節は、6.5寸の三段重(4〜5人前)となり、全59品目が見事に盛り込まれています。


「壱の重〜温かで、恵みあふれる年を願い〜」




壱の重は、伊達巻き、烏賊雲丹蟹味噌和え、雲丹博多、紅蒲鉾、白蒲鉾、合鴨スモーク、スモークサーモントラウト、スタフドオリーブ 、サーモンマリネ、真鯛きずし、海老錦手まり、紅白なます、若鶏黄味焼き、鱈子旨煮、明石蛸柔らか煮、焼き湯葉柚子味噌巻、たたき牛蒡、活あわび福良煮、高野豆腐含め煮、梅麩、絹さや、三色餅玉ちらしの全22品。


「弐の重〜幸せな、喜びに満ちた年を願い〜」




弐の重は、蟹の酒蒸し、いくら醤油漬け、鶏新丈青海苔風味、田作り、日向夏網笠、百合根甘露煮、たら旨煮、烏賊雲丹焼きかんざし、海老二身寄せ、クリームチーズほうじ茶、わらび餅のせ、黒胡麻豆腐笹巻き、にしん甘露煮、真鯛焼き漬け、湯葉ちりめん山椒 、桜麩含め煮、粟麩含め煮、帆立鼈甲焼き、海老艶煮、なまこぽん酢和え、焼き穴子、ほたるいか早煮の全21品。


「参の重〜良縁を祈り、実り結ぶ年を願い〜」




参の重は、金箔黒豆、明太子昆布仕立て、子持昆布松前漬け、桜金団、甘栗甘露煮、鮭幽庵焼き、くるみ甘露、あわび入り貝雲丹和え、銀鱈西京焼き、数の子鼈甲漬け、松前漬け、蟹香り漬け、ずわい蟹甘酢和え、子持昆布、からすみ、菊花だいこんの全16品。どのお重にもバランス良く高級食材を盛り込み、それぞれが嗜好を凝らした三段重。縁起物の食材を用いて、一品一品の素材や製法にこだわりを持ち調理された様子が伺え、京料理ならではの上品な味わいを堪能でき、新春に相応しい優雅な御節料理となります。


「握り寿司三巻」
器:「釋永 岳(Gaku Shakunaga)mars平皿 Φ250」




毎年、正月になると鮨好きが高じて寿司職人としてカウンターに立っていた時期を思い出しながら握ってくれる主人の握り寿司。手前から鮪の赤身、サーモン、鯛は柚子皮を添えて。



刺し盛りのネタから拝借した刺身は身厚で形が握り寿司に向いていないため、飾り包丁を入れ食べやすくアレンジ!鮪は格子状に存在感を露わに、サーモンは扇状に握りやすいように縦に、鯛は開いて幅を広げシャリを包むようにふんわりと握っています。


「こぼれ寿司」
器:「Shimoo Design 浮様 丸盆 φ280」




寿司屋の手巻き寿司用の海苔を炙って、シャリを丸め、零れ落ちるほどのネタを添えた、その名も「こぼれ寿司」。一口で頬張れば、海の恵みが爆発する衝撃的な味わいで贅沢極まりない一皿!


「こぼれ寿司:いくら」


大粒で輝かしい醤油漬けの特選いくらを溢れるほどに盛り付けたいくら好きには堪らないこぼれいくら。



「こぼれ寿司:雲丹」


磯の香りに魅了され、濃厚で上品な甘みを感じられる至極のこぼれ雲丹。



「関東風お雑煮」



素材それぞれを和風出汁で下茹でしてから、薄口醤油と味醂、日本酒を少々入れ、合わせ煮し、友人宅から頂戴した搗き立てのきび餅を焼いてから添えて盛り込むあっさりとした関東風お雑煮。



彩り鮮やかで風味豊かな金時人参は大小のサイズでねじり梅の飾り切りにし、蕪は茎を少々残してくし形に、ほうれん草はバラけぬように結びにし、焼いたきび餅を添えて、菊の花を散らせば完成です!


「富山・新湊かまぼこ 越中巻(赤巻・昆布巻)」
器:「釋永 岳(Gaku Shakunaga)gen台皿 Φ200」


主人の実家でもある富山を代表する蒲鉾・越中巻。創業80年の伝統技術を守り続ける「新湊かまぼこ」を富山土産で頂いていたため、縁起物として食卓へ。


「自家製・蕪の柚子漬」
器:「釋永 岳(Gaku Shakunaga)gen小鉢 Φ130」




「黒龍酒造・黒龍 大吟醸 龍」
器:「釋永 岳(Gaku Shakunaga)呑みすぎる杯」



準備が整い、今年も豊かな元旦を迎えることができた我が家。釋永岳の呑みすぎる杯を片手に日本酒で乾杯です!

ワインの熟成を応用し、1975年に全国に先駆けて発売された「黒龍酒造」のロングセラー大吟醸となる「黒龍 大吟醸 龍」。しなやかで繊細且つ上品な味わいと喉越しの良さが際立ち、ふくよかで優雅な後味が印象に残る旨味豊かな大吟醸!



活きたアワビを丁寧に下処理し、ふっくらと柔らかく炊き上げた極上の一品!鮑の香りと肝の旨味が酒の当てに最高です!


「巖邑堂の上生菓子」
器:「Shimoo Design 浮様 丸盆 φ280」
「薄茶」
器:「釋永 岳(Gaku Shakunaga)áge鉄鉢 φ130」



今年も昨年同様に浜松の老舗和菓子店「巖邑堂」の上生菓子を用意。




正月を飾る上生菓子は4個・6個・8個入りで販売されており、こちらは6個入りを購入。手前右から、「干支まん頭、春の薫、松の雪、紅梅、玉箒、栗きんとん」の6種類。愛らしい今年の干支の兎も加わり、練り切りや求肥、餡など、上品な甘さの和菓子がそれぞれに楽しめます!


食事をゆっくりと楽しんだ後に、薄茶を点てて、上生菓子を摘む優雅なひととき。



愛犬ショコラの羨む顔も昨年同様(笑)こんな平穏な日常が送れる新年に感謝しかありません。



2023年が皆々様にとって明るく希望に溢れ、
兎のようにピョンピョンと跳ね上がる飛躍の一年となりますように。
本年も我が家をどうぞ宜しくお願い致します!




 

銀座・二年連続ミシュラン一つ星フレンチ「レストラン ラルジャン」へ台湾友人家族を御招待!

カテゴリー │横浜・東京・その他




銀座四丁目の交差点、銀座駅に直結し、和光時計台前に聳え立つ「GINZA PLACE(銀座プレイス)」。外観デザインアーキテクトとして国際的にも評価が高く日本への造詣も深い「クライン ダイサム アーキテクツ(KDa)」を起用し「FRETWORK(透かし彫り)」をモチーフにしたファサードは、エレガントで個性溢れるデザインとして一際目を惹きます!



銀座の真ん中に位置し、和光時計台を目の前にする「GINZA PLACE(銀座プレイス)」1階で、今回待ち合わせをしているのは、台湾のポルシェ倶楽部のメンバーの一人であり、仲良くさせていただいているMario Fangとその御家族たち!



「GINZA PLACE(銀座プレイス)」1階には、日産ブランドをグローバルに発信する拠点として「NISSAN CROSSING」ショールームとなり、2階はカフェが併設されています。



エントランス正面の1Fシリンダー型ショーケースでは、歴代フェアレディZのミニカーで飾られたクリスマスツリーを12/25(日)まで展示しており、スポーツカー世代の街行く人の視線を集めています!



銀座の賑わいを感じるこのビルの7階に位置し、2020年12月11日にオープンし「ミシュランガイド東京2022・2023」において、二年連続で一つ星を獲得した「レストラン ラルジャン(Restaurant L’ARGENT)」にMarioファミリーを御招待し、一緒にランチミーティングと参りましょう!



「銀」の意味を持つ店名は、この街に今までなかった新しい価値を伝えたいという思いから付けられています。



シックでモダンなモノトーンにグレーを基調とし、スタイリッシュなデザインで統一した落ち着いた空間となり、こちらがメインダイニングになります。


レストランもクリスマス仕様に。



この日は個室を貸切、MarioとMarioファミリー(Marioの奥様Cindyと、二人の愛娘Silviaと、Cindyのお母様Gloriaと、私たち夫婦の6人でゆったりとした時間を過ごします。



Mario Fang


世新大學公共關係暨廣告學系 兼任副教授、新興企業「CellWine」創設者兼社長、台灣肝炎醫療策進會 秘書長
台湾で有名な戦略的および創造的な専門家であり、マーケティング、PR、デジタル、
および広告業界で20年以上の経験がある実業家。
その経験を活かし、台北の大学の広報および広告学科の長期講師および副教授も務め、
教科としてPR マネジメントやPR 戦略・計画、PR ケーススタディなどのカリキュラムを作成し講義も励んでいます。
そしてワイン愛好家としても有名で、世界中のワインラヴァー達と
自身が立ち上げた「CellWine」のアプリケーションにて交流を重ね、
2022年には台北にて「CellWine」の最初のストレージセラーを開設してます。




今回の来日では、クリスマスに向けて、1週間の休暇滞在を予定しているMario'sファミリー。銀座のホテルを滞在の拠点にし、連日連夜ビッシリと過密なレストランスケジュールで埋まっていると聞いています。そんな多忙なスケジュールにも関わらず、コンタクトをしてきてくれたMarioに感謝し、特別にハーフコースを用意していただきました。何故なら、彼らは夜に「みかわ是山居」の天ぷらが待っているからです(笑)

加藤シェフ自身が日本全国から厳選した食材を配するメニューには、生産地も開示。加藤シェフの生み出す料理は、培ってきたフランス料理のベースに北欧のエッセンスを取り入れつつ、日本ならではの風土豊かな食材を用いて、銀座から発信する此処でしかないモダンフレンチを提供しています。



支配人の小倉希望(Kibou Ogura)さんから「オーナーより」と1本プレゼントしてくださったシャンパーニュを開けていただきます!私たちからもMarioに、日本初入荷のChampagne「Jacques Lassaigne × Kisui Nakazawa」を贈呈。



開口一発、流暢な中国語で自己紹介をしてくださった小倉支配人。中国語はそれしか話せませんがと仰り、その後は、英語でスマートにサーヴしてくれる姿がとても印象的でした!(感謝)


4年振りの再会を祝して乾杯!
Best wishes to Mario and Mario's family during this holiday season!!



「J. ヴィニエ・シャンパーニュ・オラ・アルバ・グラン・クリュ」


コート・デ・ブランにクラマン、オワリー、シュイィの3つのグラン・クリュを持ち、シャルドネだけを栽培しているJ.ヴィニエ。9代目当主のナタリーが畑とセラーを担当し、弟がビジネスを担います。家族ぐるみの友人で、醸造家兼生物学者でもあるセバスチャン・ニケルと協力しながら、真のテロワールを追求するシャンパーニュ。日本ラヴァーの当主で、毛筆のようなエチケットにも注目。熟した力強いアッタクでハチミツやスパイス、生姜の香りに、ナッツのビスケットやエキゾチックなトロピカルフルーツのニュアンスで溢れています。


一品目と共に加藤順一(Junichi Kato)シェフが出向いてくださいました。



シェフ:加藤順一(Junichi Kato)


1982年生まれ、静岡県掛川市出身。
2003年辻調理師専門学校フランス校卒業。芝パークホテル「タテル・ヨシノ」に入社。
2007年「オテル・ド・ヨシノ」でスーシェフに。2010年パリ「アストランス」ではパスカル・バルボ氏のもとで働く。
2012年デンマークの「AOC」、「レストラン・マーシャル」を経験後帰国。
2015年に「スブリム」のシェフに就任し、ミシュラン一つ星を獲得。
2020年12月、銀座「ラルジャン」のオープンに伴い同店のシェフに就任し、
此処でも二年連続でミシュラン一つ星を獲得。
ゴ・エ・ミヨ(Gault&Millau)」では3トックを獲得し、現在に至る。



「鳥取 ズワイガニ」


一皿目のアミューズブーシュは、鳥取のズワイガニをたっぷりと用いた一口サイズのフィンガータルト。ほうれん草のピューレに優しいフランの味わいが馴染み、アクセントに添えた静岡産フレッシュキャビア「HAL CAVIAR(ハルキャビア)」の塩気がベストマッチング!


見目麗しい前菜の登場!



ホワイトグリーンカラーのソースを纏わせれば完成です!



「鹿児島 カンパチ」




カンパチをマリネし、相性の良い林檎との組み合わせ。ハーブのサラダ、西洋山葵のパウダー状シャーベットを添えて。繊細で軽やかなテイスト、フレッシュな林檎の酸味と甘味にカンパチとのハーモニーが素晴らしい一皿です!


「自家製パン サワードウブレッド」


ライ麦をベースにした自家製パン・サワードウブレッドは、ホエイとエビスビールを用いています。何故、エビスビールに限定するのか?というのも教えてくれました。此処のビルの地下2階にもあるビヤホール「銀座ライオン」の一号店が同ビルの住所と同じ銀座五丁目八番地一号であったという歴史的なことを踏まえて、「銀座ライオン」のエビスビールに限定して使用。自家製酵母は、加藤シェフがデンマークでの修行時代にパン屋に在籍されていたこともあり、そのパン屋で使っていた酵母を培養したものを持ち帰り、現在も活かされています。ライ麦の香ばしさとしっかりとした旨味を感じるサワードウブレッドには、毎朝、作り上げているフレッシュなバターと、焦がしバターとバターミルクを合わせた濃厚なホイップバターの二種を添えて。この日はキャラメルとナッツテイストで楽しみます!


メインディッシュの登場です!



「北海道 蝦夷鹿」




蝦夷鹿のしっとりと柔らかく濃い味わいの内腿をロースト。カシスで作るシートを纏わせて、花びらに模したビーツのピクルスやローストしたアンディーブを添えて。赤ワインを煮詰めて胡椒を利かせたソースポワヴラードの濃厚さにカシスの酸味が良く合います!


儚げなデンマークの冬を模したデセールの登場!



「ラムレーズン」




加藤シェフが修行したデンマークの寒い冬の景色を表現した一皿。バニラと生クリームをパウダー状にし雪をイメージし、中には自家製で漬け込んだラムレーズンのアイスクリームにバナナのピューレを添えて。SDGsを意識して、料理に使用するエストラゴンの茎を捨てずにカカオパウダーをまぶして枯れ枝に見立てた素敵なアプローチ。爽やかな香りと濃厚なラムレーズンの組み合わせが大人の味わいを醸し出しており、冬を堪能するに相応しい秀逸なデセール!



料理説明の英語のアナウンスに対して、娘のSilviaが随時中国語に通訳し、祖母のGloriaに説明してくれており、おばあちゃん想いのSilviaの温かな家族愛を感じる一幕。



アメリカの大学に在学中のSilviaとは、この冬休みが終われば、また離れ離れの生活が始まるとのことで、家族での時間をとても大切にされている愛溢れるファミリーです!



ミニャルディーズの登場に、球体の器を見て「持ってる、コレ!」とCindyからすかさずコメントが入りました(笑)


「本日のミニャルディーズとコーヒー」




加藤シェフの生まれ育った静岡県が誇る掛川茶を用いたボンボンショコラ。半球体で惑星のように美しい施し。



紅茶のアールグレイとキャラメルを使った濃厚なチョコレートムース。アールグレイ好きな私のお気に入りでもあります!



銀座界隈を飛び回るミツバチから採れる高貴な銀座はちみつを使った四層のケーキ、マカロン、レモンのマシュマロ。



今回、特別に皿数を少なくしてもらえたおかげで、少食の私たちにはベストな量で、最後のミニャルディーズまでペロリと美味しく平らげることが出来ました!



食後に眺望の良いテラス席へ移動し記念撮影。銀座和光時計台を正面に見下ろす風景は何とも贅沢なロケーションとなります!


時計台を背景に家族写真。



Gloriaさん、Silvia、Cindy、Marioの素敵な家族たち。
Thank you for coming to today!! I hope to see you soon  in Taiwan!!



最後に加藤シェフを交えて一緒に記念撮影を。


今回は、Marioたちのスケジュールと胃袋の関係で特別にハーフコースにしていただきましたが、Marioからは「再訪したい!」と嬉しいメッセージをいただけて、皆さんにお気に召していただけたようで嬉しい限り。次回は是非フルコースで堪能してもらえたらと思います!再見大家!

レストラン ラルジャン(Restaurant L’ARGENT)
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座5-8-1 GINZA PLACE7F
お問合せTEL:03-6280-6234
予約専用番号:050-5384-9609
営業時間:
火~日・祝・祝前:ランチ11:30~15:00(L.O.13:30)
火~日・祝・祝前:ディナー17:30~23:30(L.O.20:30)
Bar:16:00-23:00(L.O.22:30)
定休日:月曜日
https://largent.tokyo/